業種別では「サービス業」が最多。地域別では「関東」が10年ぶりの1700件台に増加。
帝国データバンクは、2024年上半期の企業倒産件数(負債1000万円以上の法的整理が対象)に関する調査結果を発表した。
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2024年上半期の倒産件数が2014年以降で最多に、負債総額は減少
調査によると、2024年上半期の倒産件数は4887件(前年同期比22.0%増)で、2年連続で前年同期を上回り、2014年上半期以降で最多となった。
負債総額は6810億1500万円で、2年連続で前年同期を下回る結果に。負債額が小規模な中小零細企業の倒産が目立った。
業種別でみると、全7業種中6業種で前年同期の倒産件数を上回り、「サービス業」(前年同期958件→1228件、28.2%増)は15年ぶりに1200件を超えた。以下、「小売業」(同834件→1029件、23.4%増)、「建設業」(同795件→917件、15.3%増)と続いた。
地域別でみると、2年連続で全9地域が前年を上回り、特に「北海道」「中部」「四国」を除く6地域では過去10年で最多となった。また、「関東」(前年同期1433件→1732件、20.9%増)は、10年ぶりに1700件台となり、全体の件数を押し上げた。
調査概要
- 【集計期間】2024年1月1日~2024年6月30日
- 【発表日】2024年7月5日
- 【集計対象】負債1000万円以上法的整理による倒産
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オリジナル記事:2024年上半期の倒産件数は4887件、2014年以降で最多に。中小零細企業の倒産が目立つ【帝国データバンク調べ】
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