ALL DIFFERENT(オールディファレント)および同社が運営するラーニングイノベーション総合研究所は、2024年度の新入社員4,227人を対象に「新入社員意識調査」を実施した。
2024年度の新社会人、8割以上が「仕事へのやる気度が高い」
まず、新入社員に対し仕事に対するやる気を聞くと、「やる気度が高い」と答えた人が82.0%を占めた。
また、社会人としてスキルアップするために取り組んでみたいことを聞くと、「会社での仕事を通じてスキルアップをはかっていきたい」が63.9%と最も多く、ついで「自分の人脈を通じてその人から学びたい」「インターネット等で提供されるサービスを使って勉強したい」と続いた。
自分の成長に必要だと思うものとしては、1位「成功体験」、2位「失敗体験」、3位「上司や先輩からの事後のフィードバック」の順に。現場での実践経験を重視している人が多いことがわかった。
新入社員の48.2%が「定時で帰りたい」で過去最高を更新
続いて、自分のキャリアアップにつながる理想の上司像を聞くと、57.4%の新入社員が「間違いを指摘して正してくれる」と回答。ついで「自分のことをよく見てくれ、声をかけてくれる」「具体的に手順を細かく教えてくれる」「仕事やキャリアの悩みを相談できる」が同程度の割合となった。
さらに、会社に求めるキャリア形成支援としては、「上司に相談できる機会をつくってほしい」が56.0%、「上司以外の社員に相談できる機会をつくってほしい」が34.2%でいずれも過去最高の値に。上司や先輩に相談しながらキャリアを決めていきたい傾向がうかがえた。
最後に、労働時間への考え方を聞くと、「定時に帰りたい」と回答した人が48.2%で過去最大となった。この割合は2020年を除き、ここ10年間で年々増加を続けており、「残業でもかまわない」「たくさん働きたい」という人は減少傾向だった。
調査概要
【調査対象】当社が提供する新入社員研修に参加した2024年入社の新入社員
【調査時期】2024年3月28日~2024年4月11日
【調査方法】Web・マークシート記入式、または自記式でのアンケート調査
【サンプル数】4,227人
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オリジナル記事:2024年度の新入社員、「定時に帰りたい」が48.2%で過去最大。この10年で20ポイント以上増加【ALL DIFFERENT調べ】
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