SO Technologiesは、「インターネット広告代理店の生成AI活用に関する調査」を実施した。広告代理店に業務を委託している広告主438人に対し、生成AIを活用する際の事前通知の必要性などについて聞いている。
広告代理店の生成AI活用には「事前通知が必要」?
まず、広告代理店が業務で生成AIを活用する際、広告主への事前通知が必要だと思うかを聞いたところ、「担当者間での事前通知が必要だと思う」「企業としての正式な通知が必要だと思う」を合わせた64.4%が通知が必要だと回答した。
いずれかの事前通知が必要だと回答した人に対し、具体的な通知手段を聞くと、「代理店のWebサイト上での情報公開」「メールやチャット上の履歴に残る連絡」「ガイドラインなどの資料提出」が必要だと考える人は7割を超えていた。
AIの利用による「品質の変化」「納品スピード」などに注目
広告代理店の生成AI活用について、とくに気になること・知りたいことを聞くと、「品質・クオリティの変化」が61.0%と最も多く、ついで「納品スピードの変化」「広告成果への影響」と続いた。
また、広告主が保有するデータの利用範囲について、生成AIに入力してもよいと考えるデータを聞くと、「広告管理画面やGoogleアナリティクスなどの解析管理画面から見られる広告関連データ」が54.1%で最多となった。
調査概要
- 【調査対象】自社商品・サービスのインターネット広告を広告代理店に委託している企業の経営者・事業およびマーケティング責任者、現場の担当者
- 【調査期間】2023年5月22日~23日
- 【有効回答数】438人
- 【調査方法】ジャストシステム「ファストアスク」によるインターネットアンケート
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オリジナル記事:6割強の広告主が「業務でのAI活用には“事前通知”を希望」。広告代理店に求められる対応とは?【SO Technologies調べ】
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