終活を始めるべき年齢は？「60～70代」が約6割も、大半の人が「まだ意識していない」【オクサポ！調べ】

終活と聞いてまずイメージするのは「持ち物の整理」。財産・不動産の整理や遺言準備も。

オークション出品代行の「オクサポ！」を提供するエコネット・トレーディングは、「終活に対する意識」に関する調査を行った。全国の40〜70代の男女100名が回答している。

終活っていつから始める？「60～70代」が合わせて約6割

まず、終活といえばどんな活動をイメージするかを聞くと、「持ち物の整理」が最も多く、81.0%となった。以下、財産や不動産の整理、遺言の準備などが続いた。

終活を意識し始めた時期を聞くと、54.0%の人が「特に意識していない」と回答。60～70代との回答はそれぞれ1割強となっており、現在終活を行っている人はあまり多くないようだった。

一方で、終活は何歳ごろから始めるべきだと思うかを聞くと、「70代」が30.0%、「60代」が27.0%という結果に。「終活をしなくてもよい」と回答した方は12.0％にとどまった。

現在の終活状況について聞くと、「検討もしていない」「検討しているが、着手はしていない」がトップ2となった。

終活を行う上での困りごととしては、「やることが多くてキリがない、終わらない」が46.0%で最も多く、ついで「そもそも何をすればいいかわからない」が37.0%となった。

また、なんのために終活を行うのかを聞くと、「家族に迷惑や心配をかけないため」が78.0%で圧倒的に多かった。「自身の状況を整理しておくため」という意見もあり、残された家族や自身の残りの人生のために終活するという人が多いようだった。