男性のパソコン利用時間は、女性の3倍以上。年齢による減少も女性よりゆるやか。
NTTドコモ モバイル社会研究所は、「スマホ・パソコン利用時間が長いシニアの特性」に関する調査結果を発表した。全国・60~79歳男女1,350人が回答している。
スマホの利用時間は「年齢」、パソコンの利用時間は「性別」の影響が大きい
スマホの利用時間と年齢の関係を見ると、60代前半の利用時間は81分だが、年齢が上がると利用時間が下がり70代後半では31分まで落ち込む。またパソコンの利用時間と性別の関係では、男性50分に対し女性14分と3分の1以下となっている。スマホの利用時間は「年齢」、パソコンの利用時間は「性別」の影響が大きいようだ。
さらに、スマホ・パソコンの利用時間が長いシニアが何との関連が強いかを分析したところ、共通して関係が強かったのは「仕事でパソコンを使い始めた年代」だった。スマホ・パソコンいずれも年齢・性別、さらに性格や現在の仕事、地域、経済や時間のゆとり以上に「仕事でパソコンを使い始めた年代」の影響が支配的だ。
具体的に「現在のスマホ・パソコン利用時間と仕事でパソコンを利用し始めた年代」を比べると、20代以下でパソコンを使い始めたシニアは、スマホ89分、パソコン79分と平均を大きく上回った。
調査概要
- 【調査対象】全国・60~79歳男女
- 【調査方法】訪問留置調査
- 【調査時期】2023年1月
- 【有効回答数】1,350
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オリジナル記事:スマホ/パソコンを長時間使うシニアの特徴は? 年齢・性別・仕事より○○が要因だった【NTTドコモ・モバ研調べ】
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