SHIBUYA109エンタテイメントの若者マーケティング機関『SHIBUYA109 lab.』は、「2023年トレンド調査」の結果を発表した。15~24歳のZ世代女性510人を対象に、SHIBUYA109 lab.独自ネットワーク(SHIBUYA109 lab.MATE)による調査を行った。
エモコンテンツ消費、没入感、友人限定などの傾向
この調査では2023年9月に「トレンド大会議」を実施。高校生・大学生23名とともにSHIBUYA109 lab.にて部門ごとにノミネートを選定し、その後選択式アンケートを実施して大賞を決定した。
今年は「カフェ・グルメ部門」「アーティスト部門」 「ヒト部門」「コンテンツ部門」 「SNSコンテンツ部門」「コスメ・スキンケア部門」「ファッション部門」「体験部門」の全8部門にて大賞を決定している。各部門の大賞は以下のとおり。
カフェ・グルメ部門 | 10円パン |
アーティスト部門 | 新しい学校のリーダーズ |
ヒト部門 | ちょんまげ小僧 |
コンテンツ部門 | アニメ「【推しの子】」 |
SNSコンテンツ部門 | ひき肉ポーズ |
コスメ・スキンケア部門 | レイヤーカット |
ファッション部門 | カーゴパンツ |
体験部門 | ガチャガチャ |
カフェ・グルメ部門では、外出機会が増えたことからワンハンドフードのトレンドが増加。猛暑の影響で「夜カフェ」の注目も高まった。
アーティスト部門では、TikTokを中心にSNSで投稿されるショート動画のBGMとして多く使用されたアーティストが多数ランクイン。女王蜂はTVアニメ『【推しの子】』のエンディング主題歌を担当して躍進した。
ヒト部門では世界的なスター大谷翔平を抑えて、6人組中学生YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」がグランプリとなった。
コンテンツ部門では、大ヒットアニメ「【推しの子】」が大賞に。また友達とだけ限定的に情報共有するSNSが今年は多数登場し、その代表格と言える「BeReal.」が2位となった。
SNSコンテンツ部門では、「ちょんまげ小僧」メンバーのひき肉のあいさつである「ひき肉ポーズ」が1位。スポーツ界やアイドルの間でも決めポーズとして使われたことで広がりを見せた。フォロワー10万人越えのキャバ嬢・桃園ありさが投稿した動画が元ネタとされる「なぁぜなぁぜ?」はSNS投稿で流行り、多くの人が疑問を投げかけるネタを披露した。
コスメ・スキンケア部門は、前年と同じくヘアケアや目元メイクのアイテム、「ネイル」のトレンドが多くあがった。
ファッション部門では、今年も「水色界隈」「天使界隈」「海外ガール」など新たな世界観を持った「界隈」が登場したほか、2000年頃のスタイルを楽しむ「Y2Kファッション」が目立った。
体験部門は、体験の「没入感」をより重視する傾向が見られたほか、子供の頃に楽しんでいたコンテンツのカフェなども多く展開されたことから、“エモコンテンツ”への消費も活発だったとのこと。
調査概要
- 【調査対象】15~24歳(around20)の女性
- 【調査方法】WEBでのアンケート調査 (独自コミュニティSHIBUYA109 lab. MATEによる回答)
- 【調査時期】2023年9月~10月
- 【有効回答数】510人
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オリジナル記事:510人のZ世代が選んだ2023年のトレンドはコレ! SNSコンテンツ1位は?アーティスト1位は?【SHIBUYA109 lab.トレンド大賞2023】
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