Web担編集部の3人がそれぞれ選んだ3大ニュースを紹介します。「業界ニュース」「脱力ニュース」「個人ニュース」というざっくりなざっくりな分類で選んでいます。「あーそんなことあったなぁ」という感じで、2023年の振り返りにどうぞ。
編集長 四谷志穂がお届けする2023年の3大ニュース
●業界ニュース 2023年は生成AI元年
生成AI:「生成AI」「ChatGPT」というフレーズを聞かない日はなかったのでは? というくらいインパクトがある出来事でした。とはいえ、昨年末~年始にかけて、米テック企業の相次ぐ人員削減のニュースが流れ、「GAFAに代表されるビックテックがいよいよ転換期に来ているのか」と囁かれていましたが、生成AIの登場で様相は一変しました。2024年は生成AIに関する法律の制定、モラルのアップデートが求められる年になりそうですね。
法整備:欧州は相変わらず、「人の権利」を盾にビックテックへの対抗策として(?)法整備を着々と進めていて、世界各国・製品群がその流れに乗らざるを得ない現状です。インターネット登場初期のような牧歌的な状態に戻ることはさすがにないと思いますが、長い歴史でみると“ゆり戻し”は必ず起きるので、5年先、10年先…どうなっているのだろうか、と。答えのない問を想像しながら、業界で起こっている今を皆さんにわかりやすくお届けしていきたいと思います。
デジタル広告・他:なくなるどころか悪質化する不正広告や米国で議論が広まりつつあるMFA問題。法整備では取り締まれないサイト貸し問題やユーザーを惑わせるダークパターン問題。Googleが25周年だったのも感慨深いものがありました。
●脱力系ニュース Amazonアソシエイト導入
Web担で、Amazonアソシエイトを導入しました。Web担上にあるAmazonリンクを踏んでお買い物をしてくださると、その一部がWeb担に還元されます。お買い物の際は、よろしくお願いします。
昨年の3大ニュースで相次ぐWebメディアの終焉のニュースを取り上げました。インターネットエコサイクルの転換期なのかもしれませんが、相も変わらずWeb担は“無料で全記事読めるWebメディア”として頑張っていきたいと思っています。「ウザい広告を貼りまくらない」「会員化してサブスクモデルは導入しない」で、どこまでいけるか…。Web担より5年先輩のWebメディアの草分け的存在のDPZも2024年1月に独立されるということで、林編集長とどうやって媒体の収益を伸ばすのか、を話したいです。
●個人的ニュース コロナ5類移行で、食べ歩きたい欲が爆発!
コロナのストレス発散を目的に、んまいものを友人とこっそり食べに行ってましたが、5類移行で食べ歩きたい欲が爆発! 残りの人生でどれだけ、んまいものに出会えるかチャレンジ! ということで、「美食街道」という名のチャットで、各人が行きたい店をポストして、プレゼンして、食べに行って…ということを繰り返しています。この楽しみのために日々頑張ってます(おおげさ)。
食べ歩きに磨きがかかって、食べた分だけ体重も増えないように、引き続き朝ランニングを続けてます。継続しているものの、全く速く走れるようになりません。ミートテックとの戦いはつづく…。
編集部 二村茜が選ぶ2023年の3大ニュース
●業界ニュース 各サービスが生成AIを取り入れて飛躍的に進歩
Google、マイクロソフト、アドビ、セールスフォースなど、様々なサービスが生成AIを取り入れて新機能をどんどんリリースしました。ChatGPT登場後、瞬く間に活用が進んでついていくのに必死です。
- Googleが新たな会話型AIサービス「Bard」をテスト公開、品質を高めて検索での活用表明
- マイクロソフトがAIを搭載した新たな検索エンジン「Bing」とブラウザ「Edge」を発表
- アドビが生成AI「Adobe Firefly」搭載の最新版「Adobe Express」の無料提供を開始
- セールスフォースが生成AI「Einstein GPT」発表、独自のAIとOpenAIの「ChatGPT」統合
AIといえば、法律関係の整備がまだまだでイラストの著作権や創作物が学習データに使われることの是非など、議論しなければならない部分は多いと思います。
読者の皆様が安心してAIを活用できるように、最新のサービスや機能だけではなく、AIの有識者に正しいAIの使い方を聞いて記事にしたり、編集部でも感度を高めて情報を集めたりと、来年も精進していきたいと思います。
●脱力系ニュース なんか人気だったニュース記事は「電動アシスト自転車」
実家を出て電動アシスト自転車に乗り始めました。ペダルを踏んだときの加速が怖かったのですが、今ではすっかり慣れ、坂道の多い土地なのでもうアシストなしの自転車には戻れなくなりました。
便利な電動アシスト自転車ですが、実は道路交通法の基準に合わないものがあるというニュース記事が非常に人気でした。
私も思わず自分が乗っている自転車のメーカーを確認しましたが、セーフでした。ちなみに、国民生活センターがこの道交法基準から外れた自転車を検証している動画があるのですが、サムネイルが「違法 爆速電アシ」という文字とめちゃくちゃ勢いのある画像で良いのでぜひ見てください。
●個人的ニュース 結婚&引っ越ししました
今年の個人的なニュースとして一番大きかったのは結婚でした。昨年7月に義理実家に彼女として紹介されたことから始まったプロジェクト「結婚」でしたが、いざ調べると手順がいっぱいあって面倒くさかったです…。
「タスクが多くて大変だな」と思ってスプレッドシートにすべてのタスク(プロポーズ含む)をまとめ、期日と担当者を割り振って夫に共有しました。四谷編集長には「え、プライベートで?」とちょっと引かれたのが良い思い出です。仕事で教えてもらったタスク管理方法を活用できて素晴らしいなーと思ってたのに(笑)。指輪の納期や名義変更のまとめにはすごく役立ったのでお勧めですよ!!!
1月から新居を探し、4月下旬に入籍&引っ越し準備を済ませ、5月のGWに引っ越し、8月に結婚パーティー、9月新婚旅行と大忙しの1年でした。まだまだ慌ただしいので、来年は落ち着いた結婚生活を送りたいです……。
この1年は仕事・趣味・結婚生活を充実させるって大変なんだなとしみじみ思いました。忙しかったですが、同時に色々な方にお祝いしていただき、相談にも乗っていただき、改めて周囲の人に恵まれているなと思い、感謝が尽きない年でした。気をつけるようにしていますが、忙しさでも感謝を忘れず、来年も読者の皆様に還元できるように精進いたします!
編集部 名久井梨香が選ぶ2023年の3大ニュース
●業界ニュース Web業界にかかわる法律が施行された
2023年は「改正電気通信事業法」「ステマ法規制」が施行。これらの法律に関する記事をWeb担で掲載したところ、多くの方から反響をいただきました。
今年、大ブームとなった「ChatGPT」に目を移すと、2024年以降は生成AIに関する法整備が、より進むことが予想されます。今後も業界にかかわる法律をWeb担で積極的に取り上げ、解説していきたいと思います。
●脱力系ニュース インボイスによる社内の精算システム刷新で、仕事が増えた!
ついにインボイス制度がスタート。それに伴い、社内の精算システムが刷新されました(なんと自社開発!)。Web担編集部はフリーランスのスタッフさんにお仕事をお願いしており、毎月大量の請求書を処理しなくてはならないのですが、この新システムに中々慣れない! 操作ミスして、差し戻されることも何度か……。
インボイス制度のおかげで税収が増えたそうですが、おかげさまで編集部の作業量も増えました(涙)。
●個人的ニュース 同じマンション内で引越し
地方転勤中の知人が持つマンションに住んでいたのですが、ある日突然「業績不振で支店がなくなるので東京に帰ることになった。急いで出てって(意訳)」という連絡をもらいました。予定では2年後に帰ってくると聞いていたので、まさかの事態に大慌て。
どうしようと思っていたところ、たまたま1つ下の階が空室だったので、そこに引越すことになりました。お昼休み中に内見して、サクッと契約完了! 人生で何度も引越していますが、同じマンション内は初めての経験でした。
2024年こそ、もう少し丁寧に暮らしたいです。今年も家事さぼりまくりでした(夫に大感謝!)
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オリジナル記事: Web担編集部がお届けする2023年の3大ニュース | [コラム] Web担のなかの人――編集部ブログ
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