トライベックは、「Webユーザビリティランキング2024<企業サイト(PC)編>」を発表した。全15業界・150サイトについて、ユーザビリティ(使い勝手やわかりやすさなど)を5つの軸で評価した。
評価軸は、トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いており、「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5つ。
全体の調査項目は、前年の115項目に「アクセシビリティを考慮したサイト構造」「カスタマージャーニーに沿った情報の十分な提供」の2項目を加えた117項目。なおカスタマージャーニーの設定にはChatGPTを用いたとのこと。
中部電力が前年27位から9位にジャンプアップ
今回調査におけるユーザビリティランキングの平均スコアは、76.23点(前年:75.05点)で2年連続で上昇。調査対象とした150サイトのうち1位は、前年3位だった「J:COM」94.57点がランクを上げて1位となった。2位は前年1位の「大日本印刷」91.77点、3位は前年2位の「清水建設」だった91.19点だった。
4位は前年16位の「松井証券」90.02点が大幅にランクアップ。その他では前年27位の「中部電力」87.14点が9位にランクインした。
サイトのフルリニューアル、主要ページの構造見直しなど、Webサイトのユーザビリティを向上させる動きが目立ち平均点が上昇。上位企業の点数も総じて上昇する結果となった。
調査概要
- 【調査対象】総合電機・ITサービス/精密機器・電子部品/情報通信/機械・部品メーカー/自動車・自動二輪/医薬品/化学・繊維・印刷/鉄鋼・金属・材料/銀行・クレジットカード/証券・保険/商社・流通・小売/食品・飲料・生活用品/建設・不動産・住宅/鉄道・運輸/電力・ガス・エネルギーの15業界。
- 【調査対象企業数】150
- 【調査期間】2023年8月上旬~10月下旬
- 【調査方法】トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5つの評価軸における全117項目の評価を実施。
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オリジナル記事:Webユーザビリティランキング2024、前年1位の大日本印刷が2位に。新たなトップ企業は?【トライベック調べ】
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