楽天インサイトは、「朝ごはんに関する調査」を実施した。全国の20~69歳の男女1,000人が回答している。
朝ごはんを毎日食べる人は6割。メニューは「パン派」が優勢
まず、朝ごはんを食べる頻度を聞いたところ、「毎日食べる」と回答した人は60.7%だった。性年代別でみると、60代では男女ともに「毎日食べる」が8割弱となり、全年代の中で最も多い結果となった。
一方で、「まったく食べない」と回答した人は全体で9.2%だった。20代では男女ともに「毎日食べる」が5割を切っており、特に男性20代では、「まったく食べない」が18.8%と多かった。
普段朝ごはんを食べている人によく食べるものを聞くと、「パン類(サンドイッチ、菓子パン、総菜パン、ホットケーキ、ベーグルなど)」が41.2%と最も多く、ついで「米類(白米、玄米、おにぎり、餅など)」が34.9%、「ヨーグルト」が9.5%となった。
性年代別でみると、60代では男女ともに「パン類」派が目立ち、「米類」派は全体より少ない結果となった。「米類」を特に好んで食べていたのは、男性20代と40代、女性40代であった。
また、朝ごはんと一緒によく飲んでいるものを聞いたところ、「コーヒー(カフェオレ、カプチーノ等含む)」が41.7%と最も多く、ついで「お茶類(紅茶を除く)」「水」の順となった。
性年代別では、女性40代~60代で「コーヒー類」が多い結果となった。女性20代・30代では、「お茶類」と「水」を特に好む傾向であった。
目玉焼きには何をかける? 「醤油派」が半数以上
続いて、普段朝ごはんを食べている人に「目玉焼き」を食べることがあるかを聞いたところ、「ある」が68.4%だった。
「ある」と回答した人に、目玉焼きにかける調味料を聞いたところ、「醤油」が54.3%と最も多く、ついで「塩こしょう」が32.4%、「塩」が14.0%となった。
性年代別では、男性50代と女性20代・30代で特に「醬油」の人気が高かった。男性では「マヨネーズ」や「ウスターソース」を好む年代も見られた。
食料品値上がり以降も、朝ごはんにかける金額は変化なし?
2022年の食料品値上がり以降、普段の朝ごはんにかける金額に変化があったかを聞くと、朝ごはんを自宅で調理・準備する人・コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで購入する人のいずれにおいても、「変わらない」が最も多かった。
朝ごはんはとにかく「早く、安く」。忙しい日と休日で差も
朝ごはんを自宅で調理・準備する人に対し、朝ごはんで重視していることを聞いたところ、「食べ始めるまでに時間がかからないこと」が最も多く、僅差で「食べ終わるまでに時間がかからないこと」「栄養バランスが良いこと」「安く済むこと」等が続いた。
性年代別でみると、男性では60代を除く全年代で、「安く済むこと」が全体よりも5ポイント以上高い結果となった。
また、朝ごはんにかかる時間について、忙しい日・時間に余裕のある日でそれぞれ聞いたところ、忙しい日の平均時間は、準備・調理の時間が約9.1分、食べる時間が約9.9分となった。一方で、時間に余裕のある日の平均時間は、調理・準備の時間が約15.1分、食べる時間が約16.3分となった。
朝ごはんを食べながら行っていることを聞くと、全体では「テレビを見る」が56.7%と最も多かった。
性年代別でみると、60代では男女ともに「テレビを見る」人が多かったが、男性20代~40代では「テレビ派」は全体より10ポイント以上低い結果となった。20~30代の若い男性は、スマートフォンやパソコンで動画やニュースを見ながら朝ごはんを食べている人が多く、若い女性では会話やSNSを楽しんでいる人が多かった。
調査概要
- 【調査対象】全国20歳~69歳の男女
- 【サンプル数】1,000サンプル
- 【調査期間】2022年9月27日~9月28日
- 【調査実施機関】楽天インサイト
- 【調査方法】インターネット調査
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オリジナル記事:朝は「パンvsご飯」、目玉焼きには「醤油vs塩」? みんなの朝ごはんを大調査【楽天インサイト調べ】
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