独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、2023年第4四半期(10月~12月)の情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況について公開した。
2023年10月~12月のセキュリティ窓口相談件数は3,176件
調査によると、2023年第4四半期(10月~12月)の「情報セキュリティ安心相談窓口」における相談対応件数は3,176件。前四半期から約46.9%増となった。
相談対応件数の前年対比推移を見ると、前年同期と比べて約32.5%増加していた。
最も多い手口は「ウイルス検出の偽警告」で約2.1倍に増加
相談件数の多い手口としては、「ウイルス検出の偽警告」に関する相談が1,324件(構成比41.7%)で最多となり、ついで「宅配便業者・通信事業者・公的機関をかたる偽SMS」が165件(同5.2%)、「不正ログイン」が103件(同3.2%)と続いた。
ウイルスを検出したという偽警告で不安を煽り、電話をかけさせてサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」は前期から約2.1倍に急増。「宅配便業者・通信事業者・公的機関をかたる偽SMS」は約75.5%増となった。
また、「不正ログイン」に関する相談は約16.9%減。「暗号資産(仮想通貨)で金銭を要求する迷惑メール」は前期から約2.9倍の47件、「ワンクリック請求」は約13.3%増の34件となった。
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オリジナル記事:情報セキュリティの相談件数が約1.5倍に急増。最も多い手口は「ウイルス検出の偽警告」【IPA調べ】
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