ライボは、「2024年 老後資金の意識調査」を実施した。定年後のための貯蓄や現在の投資・資産運用などについて、20~50代の社会人男女660名に聞いている。
社会人の約2人に1人が「すでに老後資金を貯め始めている」
まず、老後資金を貯蓄しているかを聞くと、52.0%の人が「貯め始めている」と回答した。年代別でみると、50代では62.8%、40代では53.6%がすでに貯蓄を開始していると答えており、年齢が上がるほど高い結果となった。
現在、投資・資産運用をしているかを聞くと、いずれかを運用している人は合計で75.1%にのぼった。年代別では30代が79.5%で最も多く、ついで40代、20代と続いた。
運用の種類としては「NISA・つみたてNISA」が65.1%で最多に。以下「株式」が35.7%、「投資信託」が33.1%となった。1ヶ月に投資・資産運用に回す額の平均は8.8万円で、中央値は3万円となった。
また、銀行貯金から投資・資産運用に移行した経験があるかを聞くと、「移行した」が78.8%で多数派に。資産運用を行っている理由としては、「老後の蓄え」が49.4%と圧倒的だった。
安心できる老後資金は「中央値2,500万円」、貯蓄開始は「平均33.1歳」
老後資金に対する不安があるかを聞くと、合計で82.3%の人が「不安がある」と回答。理由としては、「年金の受給有無」が68.3%で最も多く、ついで「物価高騰による生活費の増加」「健康保険や医療費の増額」が上位となった。
老後資金がいくらあれば不安がなくなるかを聞くと、平均額は4,040.3万円、中央値は2,500万円という結果に。また、老後資金を蓄え始めるべき年齢としては、平均は33.1歳、中央値は30歳となった。
調査概要
- 【調査対象】現在職を持つすべての社会人 JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
- 【調査条件】全国 / 男女 / 20~50代
- 【調査期間】2024年1月3日~1月9日
- 【有効回答数】660人
- 【調査方法】インターネット調査
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オリジナル記事:老後資金はいくら必要? いつから貯めるべき? 8割以上の人が“老後不安”を感じている【ライボ調べ】
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