スマートフォン全体に占める5G対応率は99%まで拡大。
MM総研は、「2023年暦年(1~12月)の国内携帯電話端末の出荷台数」に関する調査を実施した。
2023年、国内携帯電話の総出荷台数は2801.3万台で16.9%減
調査によると、2023年暦年の総出荷台数は2801.3万台で、前年比16.9%減。日本でスマートフォンが初登場した2007年以降初めて3000万台を下回り、過去最少となった。
内訳をみると、スマートフォン出荷台数が2628.6万台、フィーチャーフォンは172.7万台で、スマートフォン比率は93.8%にのぼった。また、5Gスマートフォン出荷台数は2603.1万台で、5G対応比率は全体の99.0%に拡大した。
2023年のメーカー別総出荷台数シェア1位はアップルで、2012年から12年連続で1位を獲得。総出荷台数では51.4%、スマートフォンのみのシェアでは54.7%を占めた。以下、総出荷台数・スマホ出荷台数ともに、2位はシャープ、3位はグーグルと続いた。
調査概要
<携帯電話出荷台数に含まれる端末>
- 従来型携帯電話(以下、フィーチャーフォン。Android OSの二つ折り端末を含む)
- スマートフォン 通信事業者別(5分類):1.ドコモ、2.KDDI(au・UQモバイル含む)、3.ソフトバンク(ワイモバイル含む)、4.楽天モバイル、5.オープン(メーカー直販やMVNO・量販店・ECサイトなどを経由して販売されるSIMフリー端末)
- 総出荷台数(①+②)
<スマートフォンの定義 以下を条件としてMM総研による分類>
- 以下OSを搭載 (Android、iOS、Windows)
- 音声通話が可能 (画面7インチ以上でヘッドセット利用を想定した端末は含まない)
- アプリやソフトウエアなどのカスタマイズが可能
- OS環境として(アプリ)開発仕様が公開されていること
- 携帯キャリア及びメーカーがスマートフォンと位置づけている製品
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オリジナル記事:2023年の携帯電話出荷台数、スマホ登場以来初めて3000万台を下回り過去最少に。シェア1位12年連続でアップル【MM総研調べ】
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