MM総研は、2024年1月の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」に関する調査を実施した。
2024年1月のスマホ月額料金は「平均4,476円」で159円増加
まず、携帯電話の月額利用料金を聞くと、スマートフォン利用者全体では平均4,476円で、2023年7月の調査から159円増となった。また、MNO4ブランド利用者では5,210円、楽天モバイルを除くMNOのフィーチャーフォン利用者では2,575円、サブブランド利用者では3,226円、MVNO利用者では2,001円となった。
端末の割引前購入金額は、スマートフォン利用者全体では74,336円で、2023年7月の調査から3,998円増加した。MNO4ブランド利用者では79,906円(前回調査比4,348円増)、サブブランド利用者は63,927円(同3,359円増)、MVNO利用者は56,869円(同2,873円増)と増加傾向にあった。一方で、MNOのフィーチャーフォン利用者は21,360円と、前回調査よりも1,235円の減少となった。
月間データ通信量は平均11.08GB、利用時間は1,215分/週
スマートフォン利用者の月間データ通信量は平均で11.08GB、中央値は3GBとなった。携帯キャリア別に見ると、MNO4ブランド利用者では平均13.11GB、サブブランド利用者では6.28GB、MVNO利用者では5.67GBと差があった。
また、1週間の通話時間を見ると、MNO4社では40.6分、サブブランドでは33.3分、MVNOでは19.8分となった。特にMVNOでは「IP電話・アプリ電話」の割合が高かった。
スマートフォンの平均利用時間は、1週間あたり1,215分(20時間15分)という結果に。携帯キャリア別にみると、MNO4社では1,280分、サブブランドでは1,128分、MVNOでは1,071分にのぼった。
調査概要
- 【調査対象】15~69歳の男女
- 【回答件数】プレ調査24,414人/本調査1,593人
- 【調査方法】Webアンケート
- 【調査時期】2024年1月
- 【携帯キャリアのブランド定義】
MNO4ブランド:NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイル ※楽天モバイルは2022年7月調査以降はMNOのみ、2021年12月以前はMVNOを含む
サブブランド:ワイモバイル(ソフトバンク)、UQモバイル(KDDI)
MVNO:MNO4ブランド及びサブブランド以外
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オリジナル記事:【2024年1月】1カ月のスマホ代、平均4,476円で底打ち反転。平均データ通信量は11.08GB【MM総研調べ】
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