MMD研究所は、「2024年2月 MVNOのシェア・満足度調査」を実施した。予備調査では18歳～69歳の男女40,000人、本調査ではMVNO利用者900人が回答している。
MVNOの利用率、「OCN モバイル ONE」が不動の1位
まず、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いたところ、「MVNO」を契約している割合は9.6％となった。前回調査（2023年9月）と比べると微減しているものの、2022年からほとんど変わらない水準で推移している。
MVNO利用者に対し、契約しているサービスを聞いたところ、「OCN モバイル ONE」が18.9％と最も多く、ついで「楽天モバイル（MVNO）」が15.2％、「mineo」が13.3％と続いた。
また、MVNO6サービスの利用率の推移を見ると、2023年9月時点と比べて最も増加したのは「IIJmio」で+0.8ポイント。以下「イオンモバイル」が+0.5ポイント、「楽天モバイル（MVNO）」と「mineo」がともに+0.4ポイントとなった。
総合満足度・NPSともに「mineo」がトップ
MVNO6サービスの総合満足度としては、「mineo」が760ptと最も高く、ついで「IIJmio」が755pt、「OCN モバイル ONE」が751ptとなった。
また、各サービスのNPS（ネット・プロモーター・スコア／顧客推奨度）を算出すると、最も高いのは「mineo」で-6.0、ついで「IIJmio」が-9.3となった。反対に最も低かったのは「J:COM MOBILE」で、批判者の割合が半数を超えていた。
調査概要
- 【調査期間】2024年2月2日～2月5日
- 【有効回答】＜予備調査＞40,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施＜本調査＞900人※OCN モバイル ONE（n=150）、楽天モバイル（MVNO）（n=150）、mineo（n=150）、IIJmio（n=150）、イオンモバイル（n=150）、J:COM MOBILE（n=150）
- 【調査方法】インターネット調査
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オリジナル記事：MVNOの利用率「OCN モバイル ONE」が不動の1位。総合満足度・NPSともに「mineo」がトップ【MMD研究所調べ】
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