流通系クレジットカードのクレディセゾンは、2021年9月策定の「デジタルトランスフォーメーション戦略(CSDX戦略)」の基本骨子と達成目標をアップデートした、と11月14日に発表した。顧客や社員の期待を超える感動体験の提供を目指して、デジタル人材の育成加速とシステムのクラウド移行を進め、業務プロセスの完全デジタル化を推進。これまで以上にデジタルを活用した顧客体験の提供とイノベーションを推進する。
新たなCSDX戦略の基本骨子は、①デジタル人材のアロケーション、②システム開発のバイモーダル、③デジタルを活用したイノベーション推進――の3点。経営戦略の重要度と優先度に連動して人材を配置し、システム開発は安定性重視の「モード1」と、スピード重視で時代の変化に素早く対応する「モード2」の双方を協調して進める。事業ごとのデジタル浸透率に合わせたデジタル活用で革新的なビジネスモデルを創出する。
新たな推進目標「CSDX TARGET 2024」では、①人材育成制度の拡充と認定制度でデジタル人材を1000人規模に、②アマゾンの「AWS」などを活用してクラウド移行率80%、③ペーパレスやデータ連携システム、AI(人工知能)による問合せの自動対応、BIツール活用で業務プロセスを完全デジタル化、④顧客や提携先・外部企業のニーズに柔軟に対応できるデータ・プラットフォームの構築――の4つの定量・定性目標の達成を目指す。
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オリジナル記事:クレディセゾンがデジタル人材1000人、クラウド移行率80%の新たな「CSDX戦略」策定
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