ヴァリューズは、YouTube・YouTubeショート・TikTokの利用に関する消費者アンケート調査を実施した。国内の15歳以上の男女27,519人が回答している。
YouTube/ショート/TikTok共通して人気「ペット・動物系」「料理系」
まず、各媒体の利用頻度について聞くと、YouTubeでは42.5%、YouTubeショートでは25.6%、TikTokでは25.4%の人が「ほぼ毎日」と答えた。一方で、TikTokでは58.6%が「全く利用していない」と回答しており、ヘビーユーザーと非利用者とで二極化しているようだった。
また、1日あたりの平均利用時間をみると、いずれの媒体でも視聴時間が長くなるにつれて回答者の割合は低くなる傾向だったが、YouTubeショートでは「1分~30分未満」が51.5%と特に高い数値となった。
各媒体でどのようなジャンルの動画を見ているのかを聞くと、YouTubeでは「MV/音楽系」「ゲーム実況」が2割を超えてトップに。また、全ての媒体において「ペット・動物系」「料理系」が上位となり、YouTubeショートでは3位に「切り抜き系」がランクインした。
「ショートの切り抜き動画を見て気になったので、フル動画を見に行く」といった遷移がどれほど行われているのかを調べると、「切り抜きからフルバージョンを見に行く」「ショートで知ったクリエイターの通常の動画を見に行く」ともに、よくある・たまにあるの合計が過半数となった。
TikTokは「スキマ時間に・トレンドを追う」 YouTubeは「心の余裕がある時に・学び系が充実」
続いて、各媒体の利用スタイルについて聞くと、YouTubeでは、「検索して動画を探す」「いつも見ている、もしくは知っているクリエイターの動画を見る」「チャンネル登録(フォロー)をする」が上位に。一方で、YouTubeショートでは「チャンネル登録(フォロー)をする」は1割未満にとどまり、ショート動画ではチャンネル登録につながりにくいことがわかった。
さらに、各媒体のイメージを聞くと、TikTokでは「スキマ時間に見れる」が51.6%、YouTubeでは「心の余裕がある時に見る」が48.1%と約半数を占め、状況によって使い分けられていることがわかった。また、「ながら見できる」はTikTokが36.9%で、YouTubeの34.5%と同水準になった。
調査概要
- 【調査対象】全国のヴァリューズモニター(15歳以上男女)
- 【調査期間】2023年12月20日~2023年12月27日
- 【回答者数】27,519人
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オリジナル記事:ゲーム実況・MV/音楽系がYouTubeに集中、ショート動画やTikTokでも人気なのは「○○系」【ヴァリューズ調べ】
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