ミズノの新規事業開発で社員が起業したスタートアップ、「靴難民」を救うプロジェクト
スポーツ用品総合メーカーのミズノは、経済産業省の「大企業人材等新規事業創造支援事業補助金(出向起業等創出支援事業)」に応募し、社員が補助対象事業者に初めて採択された、と11月15日に発表した。社内の新規事業開発プログラムで生まれたスタートアップで、左右別サイズのシューズ購入サービスの事業化を目指すDIFF.が採択された。
DIFF.は、左右別サイズでシューズを買えるECサイトと流通システムを構築し、左右別サイズのシューズの提供を当たり前にすることを目指す。推奨サイズの大きさが左右で異なる人の割合は2割、世界に15億人以上と推定され不便を感じる「靴難民」が多いことに着目した。ミズノのグローバル研究開発部の清水雄一氏が社長となりDIFF.を起業した。
経産省の出向起業等創出支援事業は、所属企業を辞職せずに外部資金調達や個人資産など独立した資本で起業したスタートアップへの出向・長期派遣研修などで行う新規事業(出向起業)を支援している。これまで活用されてこなかった人材や知的財産など経営資源の開放を促して、新規事業の担い手の数を増やすことを目指している。
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オリジナル記事:左右別サイズシューズ購入サービス「DIFF.」が経産省「出向起業等創出支援事業」に
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