博報堂DYメディアパートナーズは、同社の研究開発プロジェクト「AaaS Tech Lab」が、住生活分野のソーシャルプラットフォーム「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するルームクリップとともに、生成AI(人工知能)を活用した新たな画像解析システムを開発した、と5月14日発表した。このシステムは、写真や動画に写っている物体とその座標を検出する。
OpenAIやMetaが開発・公開している複数のAIモデルを利用した。大規模言語モデル(LLM)と、画像を物体ごとにセグメンテーションするAIモデルを組み合わせ、画像の中の任意の物体を柔軟に検出するソリューションを構築した。カテゴリーの意味合いに応じて段階的に物体を検出。部屋の画像から「キッチン用品」に絞って「コーヒーメーカー」が検出できる。
ルームクリップはこのソリューションを使用した機能を4月にRoomClipに搭載した。ユーザーがRoomClipに投稿した住まいの写真に写っているインテリアアイテムを抽出し、そのアイテムを取り扱うECサイトのリンクを自動表示する機能となる。博報堂DYメディアパートナーズは、テレビ番組、CM、各種コンテンツ内の商品検出ソリューションへの適用を進める。
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オリジナル記事:博報堂DYメディアパートナーズのプロジェクトとルームクリップが新たな画像解析システム開発
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