デスクをこだわるとどうしても気になりだすもの。そう、それはスピーカーです。
デスク上のインテリアや、部屋の雰囲気に馴染むようなデザインのものでなければ、どうしても統一感が欠けてしまいイマイチになってしまいますからね。
そこで今回、キレイめなデスクを構築している方におすすめのスピーカーをご紹介。
その名も「Kanto YU2」。
3/4インチのウファーを搭載しているためパワフル、かつミニマルなデザインで、デスク上にはもちろんお部屋のインテリアとしても馴染むスグレモノ。
価格も約3万円前後と手が届きやすい価格のため、初めてのオーディオスピーカーを購入しようと考えている方はもちろん、いつもと違うオーディオスピーカーに手を出したいと考えている方にもおすすめできる製品となっているので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
Kanto YU2の特徴
Kanto YU2は、カナダの老舗オーディオメーカーである「Kanto Audio」から発売されているアクティブスピーカー。
高さ10cm×幅10cm×奥行き13.5cmとコンパクトなサイズながら、シルクドームツイーターとコンポジット・ウーファーを搭載しているため、メリハリがありパワフルな音を楽しむことができます。
カラーはマットホワイト・ウォルナット・マットブラックの3種類となっており、今回僕はマットホワイトを提供していただきました。
Kanto YU2のスペック
Kanto YU2のスペックについては以下の通りです。
製品名 | Kanto YU2 |
価格 | 34,800円(公式サイト) |
大きさ | 幅10cm × 奥行き13.5cm × 高さ15cm |
重量 | 4.2kg |
スピーカー | ツイーター:3/4 インチ シルクドーム ウーファー:3 インチ コンポジット アンプの種類:クラスD |
周波数特性 | 80Hz ~ 20kHz |
消費電力 | 最大:100W(50W × 2) 待機時:0.5W未満 |
入力インターフェース | 3.5mm AUXポート USB 2.0ポート |
周波数 | 入力電圧AC100V~240V 50/60Hz |
保証期間 | 1年 |
Kanto YU2のメリット・デメリット
Kanto YU2のメリット・デメリットについては以下の通りです。
- ミニマルで落ち着いたデザイン
- 手にしやすい価格
- 低音から高音までバランス良く、長時間使用しても疲れにくい
- DAC内臓で、USB接続によって高音質で再生が可能
- 3/4インチのシルクドームツイーターを採用
- 3インチコンポジット・ウーファーを搭載
- 音量調節がちょっとやりづらい
- 電源のLED光量が強い
- 人によっては低音が物足らないかも?
Kanto YU2 詳細レビュー
それでは早速、Kanto YU2のレビューに移りたいと思います。
まずはパッケージ・付属品から。
パッケージ・付属品
こちらは外箱。早速開封してみましょう。
こちらは本体と付属品、説明書です。
付属品としては、電源コード・AUXケーブル・USB接続ケーブル・スピーカー左右接続ケーブル・滑り止めシール・説明書といった感じでした。
スタンドを使用しない方でデスクに直置きだと、デスク上で滑ってしまったりスピーカーの影響でデスクがビリついてしまうことがあるのですが、それを解消するためか滑り止めシールが同梱されているのは地味にありがたいですね。
別売りのスピーカースタンドもスタイリッシュでオシャレ
ちなみに、Kanto YU2には別売りで「Kanto S2」というPCスピーカー用のスタンドが発売されており、こちらを使えばデスクが音でビリつくことなく、しかもちょっとオシャレにスピーカーをデスクに配置することができます。
カラーはホワイト・ステンレススチール・ブラックの3種類が用意されているため、スペーカーの色×スタンドの色で好きな組み合わせで購入できます。
こちらも、気になる方はチェックしていただけると幸いです。
では続いて、Kanto YU2本体の外観・デザインについてチェックしていきます。
外観・デザイン
こちらがKanto YU2の表面デザイン。スピーカー右側の電源用LED以外には何も付いておらず、ミニマルで落ち着いたデザインとなっています。
白い筐体に黒色のスピーカーユニットという組み合わせもオシャレですね。
こちらはKanto YU2の裏面。
実はこの写真の中に、Kanto YU2のちょっとしたデザインの美学があるんですがおわかりでしょうか。
それは、「音量調節ツマミの場所」です。表面にはないですよね。
裏面に音量調節ツマミを配置することによって、表面の情報量は必要最低限に留めることができ、シンプルなデザインを実現しているわけです。
ちなみに、音量調節ツマミ以外には、もう片方のスピーカーとの接続端子、AUXポート、USBポート、別売りのウーファーと接続する端子、電源端子が搭載されています。
Kanto YU2の音質
Kanto YU2の音質は全体的にフラット寄りと言えます。
項目 | 評価 |
低音 | |
中音 | |
高音 |
音の傾向としては、柔らかく長時間聞いていても疲れにくい音質、といった感じです。
ロックギターのパワーコードなどを聞くと、中音が若干抑えられているな〜というのがわかると思います。
高音はキンキンと響く感じではなく、ふわっと出力されるイメージなので、女性ボーカルの声はかなり優しく、そして伸びやかに聞こえる印象です。
そしてこれらの中音、高音を低音が下から支えているため、全体的には非常にクセがなく、まとまった音質となっています。
悪く言ってしまうと特徴がなく刺激が少ないのですが、逆にモニタースピーカーとしての有用性はかなり高いのではト感じますね。
コンパクトな大きさで置き場所に困らない
Kanto YU2の高さは、スペック表で記載している通り15cmほど。
大きさとしてはiPhone 15とほぼ同じで、非常なコンパクトな大きさとなっています。
そのため、デスクが狭い場合でも置き場所に困りません。
電源LEDライトの明かりがちょっと強い
Kanto YU2の表面には、電源が点いているか確認するためのLEDライトが配置されています。
このLEDの光量が少し強すぎて、スピーカーが視界に入るとちょっとまぶしいかな、と思うほど。
目が弱い方によっては結構な光刺激になり得るため、そういった方はLED部分に薄いマスキングを施したほうが良いかもしれません。
USB接続がUSB-Cではない
Kanto YU2のUSB接続はUSB 2.0二対応しており、接続端子はUSB-Aとなっています。
そのため、パソコンによってはUSB接続時にUSBハブが必須になる場合があるため注意が必要です。
僕ば普段、M1 MacBook Airを使用しているのですが、MacBookはインターフェースにType-Cしか搭載されていないため、USB接続を行う場合はハブが必須です。
AUX接続時の音量調節が面倒
Kanto YU2はUSB接続の他にAUXによる接続にも対応していますが、その場合は音量調節がちょっと面倒かも。
先述した通り、僕はMacBook Airを使用しているため接続時はAUXでの接続なのですが、その場合パソコンのキーボードからの音量調節はできません。
AUX接続時の音量調節は、Kanto YU2の背面にある音量調節ツマミからでしか変更できず、このワンモーションが面倒に感じる方はおられるかもしれないため、その点は注意が必要です。
ちなみに、僕は面倒だと感じてしまうタイプなのでRightとLeftを入れ替えて使用しています。
【Kanto YU2 レビュー】デスクで映える。クリアな音質とミニマルなデザインのオーディオスピーカー。 まとめ
今回は、カナダの老舗オーディオメーカーである「Kanto Audio」から発売されているアクティブスピーカー「Kanto YU2」をレビューしました。
3/4インチのウファーを搭載しているためパワフルな音質を発揮しつつ、ミニマルなデザインでデスク上にはもちろん、お部屋のインテリアとしても馴染み、必要十分な性能を備えています。
- ミニマルで落ち着いたデザイン
- 3万円ちょっとと手にしやすい価格
- 低音から高音までバランス良く、長時間使用しても疲れにくい
- DAC内臓で、USB接続によって高音質で再生が可能
- 3/4インチのシルクドームツイーターを採用
- 3インチコンポジット・ウーファーを搭載
また、価格も公式サイトから購入すれば34,800円と、比較的手にしやすい価格なのもおすすめできるポイント。
この記事が、初めてのオーディオスピーカーを購入しようと考えている方や、いつもと違うオーディオスピーカーに手を出したいと考えている方の参考になれば幸いです。
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