滋賀県米原市と西日本電信電話(NTT西日本)は、グループのエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト(NTTスマートコネクト)が提供する生成AI(人工知能)サービス「ナレッジ検索技術(仮称)」の業務効率化への活用と精度向上の実証実験を始める、と5月20日に発表した。米原市の庁内ドキュメントから関連する情報を検索し、そのデータを基に新たなテキストを生成するナレッジ検索技術(仮称)の効果を検証する。
共同実証プロジェクトの実施期間は、6月1日から8月31日を予定する。NTTスマートコネクトの生成AIサービスで職員の福利厚生や会計年度任用職員にかかわる庁内問合せ、Webサイトに公開する文書等など検索対象を限定し、情報抽出の迅速性や回答の正確性を検証する。この技術を用いることで、職員が迅速かつ正確に必要な情報を取得し、業務の効率化を実現することを目指す。
NTTスマートコネクトはこれまで、ハウジング、クラウド、ストリーミングの3事業を中心に展開してきた。今回の実証プロジェクトを通じてナレッジ検索技術(仮称)の効果を広く評価し、その結果を基に業務プロセスを改善して米原市の更なる業務効率化とDX(デジタル変革)推進を実現する。他の自治体や組織での業務改善にも応用し、技術的な改善とフィードバックを反映させて継続的なシステムの最適化を進める。
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オリジナル記事:米原市とNTT西日本がNTTスマートコネクトの生成AIサービス「ナレッジ検索技術」実験
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