仕事でのAI利用率、世界平均は75%。日本は32%と後れを取る。
マイクロソフトと LinkedInは、職場でのAI活用の実態に関する調査を実施し、「2024 Work Trend Index」として公開した。
日本でも進む“Bring Your Own AI” 約8割が職場で自前のAIを利用
まず、職場でのAI利用率を見ると、北米では66%、アジアでは83%、欧州では65%にのぼり、この半年で急増していることがわかった。一方で、日本での利用率は32%にとどまり、言語的な問題や生成AIサービスの成熟度に遅れがあることがうかがえた。
AIの導入は不可欠かという質問では、世界全体では79%のビジネスリーダーが「競争力を維持するために自社でのAI導入が不可欠である」と答えた。
また、全世界でAIを使っている人の78%が、自前のAIツールを職場に持ち込んでいる(Bring Your Own AI:私的AI利用)ことがわかった。この傾向は全年齢層で共通で、特に中小企業の従業員において進んでいるようだった。日本はAIの利用率では後れを取っていたが、BYOAIしていると答えた人は78%で、世界平均と同程度だった。
調査概要
- 【調査名】「2024 Work Trend Index」
- 【調査期間】2024年2月15日から2024年3月28日
- 【調査対象】31市場におけるフルタイム勤務者または自営業のナレッジワーカー31,000人
- 【調査会社】Edelman Data & Intelligence
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オリジナル記事:“BYOAI”時代が到来? 生成AI利用者の約8割が「自前のAIツールを職場で利用」【マイクロソフト調べ】
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