カーシェアやタクシー配車アプリ、電動キックボードなどの認知度・利用率を調査。
ICT市場調査コンサルティングのMM総研は、モビリティサービスに関する利用実態を調査した。東京都・愛知県・大阪府に住む15~79歳の男女を対象に調べている。
「ライドシェア」の認知度がこの1年で約3割まで急上昇
まず、それぞれのモビリティサービスの認知度を聞くと、「カーシェア」と「タクシー配車アプリ」がツートップとなり、2023年6月調査と比較するといずれも数ポイントずつ増加していた。また、一般ドライバーが有償で顧客を送迎するサービス「ライドシェア」は+19.8ポイントと大幅に増加し、31.4%にのぼった。
利用率としては、「タクシー配車アプリ」が12.5%で圧倒的に高く、それ以外のサービスは2023年と同様10%を下回る結果に。上昇幅も「タクシー配車アプリ」の+0.9ポイントが最大だった。利用意向ではほとんどが10%を下回っており、認知から利用につながる人は少ないことがうかがえた。
男女別・年代別にみると、「タクシー配車アプリ」は男女でほぼ半々だったが、その他のサービスでは男性の比率が高い傾向だった。主に20、30代男性の利用が中心となっているようだ。
調査概要
- 【調査対象】東京都・愛知県・大阪府・京都府・福岡県に住む15~79歳の男女4万5037人
- 【調査方法】Webアンケート
- 【調査期間】2024年6月7~11日
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オリジナル記事:「ライドシェア」の認知度が20ポイント増で急上昇。20~30代男性の利用が中心【MM総研調べ】
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