上位は外出機会の増加がうかがえるラインナップに。インバウンド需要や物価高の影響も。
インテージが運営する「知るギャラリー」は、「2024年上半期、売れたものランキング」を発表した。全国約6,000店舗より収集している小売店販売データ等をもとに、日用消費財で購入が多かったものを調べている。
2024年上半期に最も売れたもの、1位は「パック」
調査によると、2024年上半期に最も売れた日用消費財は「パック」で、前年比154%増となった。コロナ5類移行による外出機会の増加、韓国コスメの人気拡大などが要因のようだ。2位は同じく外出増の影響による「靴クリーム」、3位はインバウンド需要による寄与が大きい「強心剤」となった。
1位のパックは特に女性の購入率が上がっており、全体では昨年15.0%から18.5%に上昇。年齢別で見ると、30代女性で18.6%から24.1%と大きな伸びを見せた。
一方で、前年と比較して販売金額が少なかった商品のランキングでは、1位「検査薬(前年比47%)」、2位「マスク(同75%)」、8位「殺菌消毒剤(同88%)」など、コロナ禍で大きく売り上げを伸ばした衛生用品などが多く入った。また、4位「オートミール(同79%)」は2022年上半期の売れたものランキング1位だったが、その反動が出た形で下位ランキング入りとなった。
調査概要
- 【調査方法】全国約6,000店舗より収集している小売店販売データ、SRI+®(全国小売店パネル調査)で2024年上半期に売れた物を分析
- 【調査対象】食品、飲料、アルコール、雑貨、化粧品、医薬品
- 【調査期間】2024年1-5月
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オリジナル記事:2024年上半期売れたものランキング発表! 売上1.5倍のちょっと意外な1位は?【インテージ調べ】
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