ヴァリューズは、Facebook・Instagram・TikTok・X(旧Twitter)それぞれのヘビーユーザーについての調査を実施した。対象SNSのスマートフォンアプリを各150回以上(1日約5回以上)起動している人を「ヘビーユーザー」と定義している。
Facebookは40代以上男性が約半数、Instagramは10~30代女性が中心
まず、各SNSアプリのヘビーユーザーについて性年代別でみると、Facebookは40代以上の男性が全体の47%を占めており、20代の割合は最小となった。一方で、Instagramは10~30代女性が多く、女性の割合が66%と最も高かった。TikTokは男女ともに10代が最多となり、Xは男女の釣り合いが最も取れているのが特徴的だった。
各ユーザーの日頃の購買意識についてみると、Instagramでは「クチコミや評判を参考にする」「自分が良いと思ったことを人に伝える」などの項目が高く、拡散力・影響力の強い人が多いことがわかった。TikTokでは「ブランド品や流行品を購入する」の割合が比較的高く、トレンドに敏感な若い男女が多いようだった。
また、各ユーザーが魅力的に感じる施策を聞くと、Xでは「SNSで公式アカウントをフォローすると10%割引」「SNSでシェアすると10%割引」の項目が他よりも高かった。一方で、Instagramでは「公式アカウントのフォロー割」はXと同程度だったが、「シェア割」はやや低めであり、共有には抵抗があるようだった。
調査概要
- 【調査概要】2024年3月に対象SNSのスマートフォンアプリを各150回以上(1日約5回以上)起動している人を「ヘビーユーザー」と定義。独自に保有する約250万人の消費者パネルから収集した行動ログデータおよびアンケートデータを活用して分析した。
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オリジナル記事:X(旧Twitter)のヘビーユーザーは「フォロー割・シェア割」などの施策に積極的? 4大SNSの特徴まとめ【ヴァリューズ調べ】
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