NTTドコモグループで人流分析サービス開発のデータワイズは「Datawise Area Marketerインバウンド(訪日外国人)版」(DWAMインバウンド版)を9月3日から提供を始めると8月27日に発表した。ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人向け経路検索・多言語観光案内アプリ「Japan Travel by NAVITIME」から利用者の同意を得て取得したインバウンドGPS(衛星利用測位システム)データと属性アンケートを活用して提供する。
Japan Travel by NAVITIMEから取得する125m四方メッシュ単位の粒度の細かいGPSベースの位置情報データと、属性アンケート情報を利用する。一般的なエリアマーケティングツールで利用される更新周期が長い公的な統計データや、最小分析範囲がキロメートル単位となる携帯電話の基地局ベースの位置情報データとは異なり、高精度な分析ができる。国籍別は20の国と地域(東アジア、北米、欧州、その他)。
インバウンドは2023年1~12月実績で2500万人、24年6月時点で1700万人超となり過去最高だった19年同期を100万人以上も上回っている。NTTドコモのGPS統計データを用いた人流分析サービスを自治体や流通小売企業に提供してきたが、「インバウンド観光・インバウンド需要を分析したい」「見やすいUIでインバウンド人流分析を提供してほしい」と強く要望されたため、Datawise Area Marketerインバウンド版の提供を決めた。
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オリジナル記事:データワイズが人流分析サービス「Datawise Area Marketerインバウンド版」を提供
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