SEOにおける「ブランド」とNavboostクエリ【前編】 | Moz – SEOとインバウンドマーケティングの実践情報

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yu-ta(ゆーた)26歳、会社員 PC.スマホ周辺機器やスマート家電など ガジェットを使って スマートな生活を送っています。 このサイトでは管理人おすすめの 最新の便利ガジェット情報や お得に買えるセール情報を中心に 発信しております。
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この記事の内容はすべて筆者自身の見解であり(ありそうもないことだが、筆者が催眠状態にある場合を除く)、Mozの見解を反映しているとは限らない。

2024年5月にグーグルの内部文書が流出したことで、さまざまなことが判明したと同時に、さらに多くの疑問が生まれた。SEOの専門家らが文書の精査を続けているため、疑問はさらに増え続けるだろう。

僕にとって最も興味深い概念はおそらく「Navboost(ナブブースト)クエリ」で、この記事で取り上げるのもまさにこれだ。これが何であり、どのように使われ、SEO担当者にとってどのような意味があるのか、新たに得た情報に基づいて自分の理解をまとめてみた。

僕の結論として、次のとおりだ:

「Navboostクエリ」とは、グーグルがクリックデータを持っているボリュームの大きいキーワードのリストであり、任意の時点で限られた数のキーワードがリストアップされる。

場合によっては、特定のURLと密接に関連している可能性があり、検索ユーザーの意図する行き先が1つの場合、SEOで言うところのブランド検索やナビゲーション検索に似た概念だ。

次に示す3つの要素が関係していることには、僕自身をはじめ現場の他の人たちも気づいており、何年も前から記事に書いてきた:

  • ブランド検索
  • ボリュームの大きいキーワード
  • (見たところは)クリックシグナル

いくつかの点では、今回流出した文書を読んで、僕のこれまでの仮説が裏付けられた。他の点では、実際の仕組みは誰もが想像するよりはるかに単純に見えると言わざるを得ない。

そしてもちろん、SEOのブログ記事として、記事の最後で戦術的なアドバイスを提示する。

SEOにおける「ブランド」についての僕の理解(~2017年)

2017年2月、僕はサンディエゴで開催されたSearchLoveカンファレンスで登壇し、評判の悪いアスペクト比4:3のプロジェクターで、この資料をプレゼンした。「グーグルにはまだリンクが必要か?」という、やや大仰なタイトルだ(その答えは、そう、必要だ)。僕はこのとき、次のことなどを話した:

  • PageRankが元はウェブページの「人気度」に代わるものとして意図されていたこと(オーソリティではなく)

  • グーグルがChromeやグーグル検索本体など、あらゆる製品やサービスの形で、人気度という点に対しより優れた回答を山ほど提供できること

僕はこのプレゼンテーションで、次のことも指摘した:

オーガニック検索順位を予測する判断材料として、ブランド検索のボリュームはMozのDomain Authorityより統計的にはるかに強力だ。

因果関係という意味でどちらかが検索順位決定要因だと思ったからではなく、グーグルが評価するかもしれない興味深い指標だと思ったからだ。

それから1年半ほど後、僕はこの記事を書き、次のように指摘した:

ボリュームの多いキーワードに対する検索結果の上位数件は、その他の検索結果とは異なる変動を示しているように見える。

僕はこれを「2層構造のSERP」と呼び、クリックデータの有無に起因している可能性があるという仮説を立てた。

今、こうして振り返ったのは自慢するためではなく(いや、少しは自慢したい気持ちもあるかもしれない)、それよりも僕たちはSEO担当者として、これらの「新事実」に心から驚くべきではないことを指摘したいからだ。

同じように考えていたのは僕だけではなかった。これらの新たな情報はむしろ、僕たちがすでにかなり自信を持っていた事柄の多くを裏付けるものだ。とはいえ、ほぼ確実な情報として知ることで、前述の戦術的な意味合いに大きな説得力が加わるし、この理解を土台にできる。

ブランドオーソリティ

これらの新事実は、MozがBrand Authorityを構築した理由にも関連している。先ほど、何年も前から同じように考えていたのは僕だけではないと述べたが、その中の1人であることが確実にわかっているのが、僕の(現在の)同僚であるドクター・ピートだ。

彼は2020年に検索ベースのブランド指標の構築に取り組んでいた。僕がMozで働き始めたのは2021年初めだが、当時は、このような指標の価値を業界にうまく説明できるのかという懸念があった(それに、多くの研究開発も必要で、これは言うほど簡単ではない)。

2023年、僕たちはこの指標のベータ版を「Brand Authority」として発表した。今回流出した内部文書を見ると、グーグルはこれを正当化する難しい仕事の多くをやってくれていたようだ(Brand Authorityは現在MozのAPIを通じて利用でき、2024年夏にはInternational Brand AuthorityとMozのv3 APIへの実装が予定されている)。

これまでリーチできなかったオフラインでの影響力を含め、あらゆるブランドの最大限の力を測定することで、ユーザーはより多くの情報に基づいた意思決定を下し、成果とROI(投資利益率)を高められる。

Moz、検索サイエンティスト、ドクター・ピート・マイヤーズ
ブランドオーソリティに関するドクター・ピートの言葉

この記事は、前後編の2回に分けてお届けする。

少し短いが、前編はここで終わりだ。

後編となる次回では、次の内容をお届けする:

  • 流出したグーグルの内部文書を基に、Navboostクエリについてもう少し深く掘り下げる

  • グーグルの特許文書を基に、Navboostクエリとブランド検索につい考察する

  • 大企業でなくてもNavboostクエリ(つまりブランド検索)は関係のあるものであることを提示

  • SEOにおける「ブランド」の考え方を提示

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