女子は美容やメイク、男子は情報系に? 専門学校を志望する高校3年生の進路調査を実施。
さんぽうは、「進路希望調査アンケート」を実施した。高校3年生の進路選択傾向、職業観の変化などについて、全国の75,229人に聞いている。
男子1位は「情報処理・コンピュータ」、女子1位は「美容」
調査によると、男子は1位が「情報処理・コンピュータ」、2位が「ゲーム」、3位が「自動車整備」となった。これらは2021年から4年連続でトップ3を維持しており、AI、データサイエンス、IT、DX、情報セキュリティなどのIT分野にて上昇傾向が見られている。また、ジェンダー観の変容を受け、「保育」が26位(2019年)→19位(2024年)まで上昇した。
女子では、長年不動の1位であった「看護」が2023年から2位に順位を下げ、「美容」がトップに。3位は「メイク」、4位は「保育」と続いている。コロナ禍での厳しい就労状況を受け、女子の「看護」「保育」「介護福祉」の志望者は年々減少傾向にある。また、同じくコロナ禍でダメージを受けた「観光・旅行」は、男子では回復基調にあるが、女子では緩やかな下降が続いている。
調査概要
- 【調査対象】全国の高校3年生(全日制・定時制・通信制・サポート校など)
- 【調査期間】2019年~2024年 各年の4月1日~8月31日
- 【有効回答者数】75,229人
- 【調査方法】専門学校の分野について計103分野に分け、「その他」を加えた104の選択肢を設けている。専門学校志望者はそのいずれかから必ず一つを選択し、マークする形式のアンケート。第2志望までマークする形式だが今回のレポートでは第1志望分野のみの集計結果を分析対象とした。
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オリジナル記事:【2024年】専門学校の人気分野ランキングトップ20! 女子の看護離れ、男子のIT志向が進む【さんぽう調べ】
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