AI(人工知能)を利用した販売促進サービス事業のAppier Group(エイピア)は、カスタマージャーニー(顧客の購買までのプロセス)分析プラットフォームなどを展開する米国Woopraの買収が完了し、完全子会社にした、と10月12日発表した。エイピアはWoopraとの統合によって、AIを活用した次世代のCDP(カスタマーデータプラットフォーム)を構築する。
エイピアは、AI活用ソリューションにWoopraが強みとする分析・データ可視化を加える。Woopraは欧米で幅広い顧客基盤を持ち、カスタマージャーニー分析、プロダクト分析、マーケティングオートメーション、データ管理のSaaSプラットフォームを提供。エイピアはこれらを自社ソリューションと統合することで顧客・製品分析市場で存在感を高める。
次世代CDPは、将来の顧客行動予測を可能にするAIを実装したCDP。ファーストパーティデータ(自社の顧客・ウェブサイト訪問者から収集した情報)を利用し、AI技術を生かしてユーザー目線でデータを可視化。ユーザーの行動を正確に予測し、機械学習の自動モデル構築によってユーザー獲得とエンゲージメント(愛着心)戦略を効果的に実現するという。
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オリジナル記事:Appierがカスタマージャーニー分析プラットフォーム展開の米国Woopraの子会社化を完了
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