聴覚に障害があっても理解、表示のオン・オフ可能なクローズドキャプション方式
生活用品大手のライオンは、国内で放映する同社のテレビCMの全てに1月から日本語字幕を付ける、と12月21日発表した。音声情報を文字にして表示することで、聴覚に障害のある人が内容を理解しやすくする。字幕はテレビ視聴の補助手段になり、大きな音を出せない場所でのテレビ視聴にも役立つ。
ライオンのCMの日本語字幕は、テレビのリモコンやボタン操作で視聴者による表示のオン・オフが可能なクローズドキャプション方式。非表示にすることもできる。ライオンは2010年11月に日本で初めて全国ネットの番組で字幕付きCMのトライアル放映を開始。2013年から複数の番組で放映してきた。
今回、全てのテレビCMで字幕付きに移行する。ライオンは、生活者への情報発信の方法を進化させ、人々の心と身体の健康の実現につなげる、としている。「YouTube」の同社の公式チャンネル「ライオン公式チャンネル」に字幕CMのカテゴリーを設け、現在放映している字幕付きのCMを公開している。
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オリジナル記事:ライオンが国内で放映する同社のテレビCMの全てを1月から日本語字幕付きに移行
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