トライベックは、「Webユーザビリティランキング2023<企業サイト(PC)編>」を発表した。全15業界・150サイトについて、ユーザビリティ(使い勝手やわかりやすさなど)を5評価軸・全115項目で評価した。
評価軸は、トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いており、「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5つとなっている。
佐川急便が前年の78位から7位までジャンプアップ
今回調査におけるユーザビリティランキングの平均スコアは、75.05点(昨年:74.88点)。調査対象とした150サイトのうち1位は、前年に続き「大日本印刷」91.34点だった。2位も前年と同じく「清水建設」90.82点だった。一方3位にはトップ10圏外から急上昇した「J:COM」89.57点がランクインした。その他大幅にランクアップした企業としては「佐川急便」(昨年78位、今回7位)があげられる。
OMO(Online Merges with Offline)が進み、オウンドメディアの重要性も高まるなかで、企業はユーザビリティへの取り組みが不可欠になっている。今回調査では、リスク対策についての情報発信、ユーザーの主体的な疑問解決を促進するチャット機能、スマートフォンからの閲覧への配慮といった項目で、評価が左右されたという。
調査概要
- 【調査対象】総合電機・ITサービス/精密機器・電子部品/情報通信/機械・部品メーカー/自動車・自動二輪/医薬品/化学・繊維・印刷/鉄鋼・金属・材料/銀行・クレジットカード/証券・保険/商社・流通・小売/食品・飲料・生活用品/建設・不動産・住宅/鉄道・運輸/電力・ガス・エネルギーの15業界。
- 【調査対象企業数】150
- 【調査期間】2022年8月上旬~10月下旬
- 【調査方法】トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「A.アクセス性」「B.サイト全体の明快性」「C.ナビゲーションの使いやすさ」「D.コンテンツの適切性」「E.ヘルプ・安全性」の5つの評価軸における全115項目の評価を実施。
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オリジナル記事:Webユーザビリティランキング2023、大日本印刷・清水建設に続きトップ10圏外から3位に入ったのは?【トライベック調べ】
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