目に優しくて睡眠の質を下げない点や大量の電子書籍データを持ち歩くことができるのが魅力のKindleデバイス。
現行では利用用途に合わせて4種類のデバイスが併売されています。
今回、その中から最安値端末として人気のKindl・無印に第11世代モデルが登場しました!
3年ぶりのアップデートということで進化点も豊富。
Kindle愛好家の僕としては試さずにはいられない!ということで、早速実機を購入してみました。
ということで、本記事ではKindle・無印(第11世代)を使ってみた感想をまとめていきます!
- 300ppiで文字や画像をくっきり表示
- USB-C給電に対応
- 端末が小型&軽量化
- 容量が16GBに増えた
- 防水非対応
- 価格は第10世代からアップ
Kindle・無印(第11世代)の外観
今回購入したKindle・無印(第11世代)。前作から3年ぶりに出た新型のKindle端末です。
早速パッケージを開封。付属品は下記の通り。
- Kidle(無印)本体
- USB-Cケーブル
そしてこちらがKindle・無印(第11世代)の本体。
ブラックとデニムのカラーバリエーションの中から今回座前者を選びました。
サイズは157.8 x 108.6 x 8.0mmとなっており、とてもコンパクト。上位モデルのKindle PaperWhite(第11世代)と比べると一回り違うことがわかります。
左右や上部には特に操作周りに使うものはなく、底面に充電用のUSB-Cポートと電源ボタンが搭載されているのみという構成です。
Kindle・無印(第11世代)のメリット
それではここからはKindle・無印(第11世代)を使用してみて感じたメリットを4つ紹介していきます。
300DPIで文字や画像をくっきり表示
Kindle・無印(第11世代)はDPIが167から300へとアップしており、より高画質に書籍を表示することができるようになりました。
これはしっかり体感できるレベルで違います。
第10世代のKindleは漫画を読むにはちょっと見づらいなぁという所感でしたが、これなら問題なく楽しむことが可能です。
解像度167dpi▼
解像度300dpi▼
容量が16GBに増えた
Kindle・無印(第10世代)は容量が8GBしか選べず、一冊あたりの容量が重い漫画などをたくさん持ち歩くのには不向きなデバイスでした。
しかしKindle・無印(第11世代)は容量が16GBとなっており、より多くの電子書籍が持ち歩けるようになりました。
解像度も167DPIから300DPIへとアップグレードしているので、漫画メインの方にも魅力的なデバイスになったと言えそうです。
小説(4000KB) | 漫画(50000KB) | |
---|---|---|
8GB | 2,000冊 | 160冊 |
16GB | 4,000冊 | 329冊 |
32GB | 8,000冊 | 640冊 |
端末が小型&軽量化
Kindle・無印の第11世代は前モデルと比べると下記のように若干端末がコンパクトになっています。
特に重量は16gの差があり、体感でも重さが少し伝わってきます。
Kindle 第11世代 | Kindle 第10世代 | |
---|---|---|
本体サイズ | 157 x 108 x 8.0mm | 160 x 113 x 8.7mm |
重量 | 158g | 174g |
Kindle・無印(第11世代)はKindleシリーズで最も小型な端末になります。
なるべくコンパクトで持ち運びしやすい製品が欲しい方にはより一層魅力的な製品に仕上がったのではないかと思います。
USB-C給電に対応
Kindle・無印(第11世代)の充電ポートはmicro-USBからUSB-Cへと変更されました。
現在売られている多くのデバイスはUSB-Cが主流になっているので、micro-USBのデバイスが一部あると充電ケーブルが一つ増えて面倒。
今回のアップデートでそれがスッキリ解消されたのはグッドなポイントです。
Kindle・無印(第11世代)のデメリット
基本的にすべての性能がいい感じにアップデートされているKindle(第11世代)ですが2点デメリットも紹介します。
防水非対応
残念ながら第11世代のKindle・無印は防水非対応となっているので、お風呂での読書には不向きです。
防水性能を搭載してしまうと、上位モデルのPaperWhiteとの差がかなり薄れてしまうので、しょうがないポイントですかね。
お風呂での利用を想定している方はPaperWhite(第11世代)を購入しましょう。
価格は第10世代からアップ
Kindle・無印は第10世代から第11世代に変わって値段が2,000円アップしました。
スペックは前モデルと比べるとかなり充実しているのでやむを得ないかなと思いますが、価格は据え置きだとよかったですね。
Kindle・無印の第11世代と第10世代の比較表
ここまででKindle(無印)の第11世代になってかわったことを取り上げつつ、実際に触ってみてどう感じたのかを解説してきました。
改めての第11世代と第10世代の変更点をまとめると以下のようになります。
Kindle 第11世代 | Kindle 第10世代 | |
---|---|---|
画面サイズ | 6インチ | 6インチ |
解像度 | 300ppi | 167ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 4個 |
フラットベゼル | – | – |
色調調節ライト | ○ | – |
明るさ自動調整機能 | – | – |
容量 | 16GB | 8GB |
充電端子 | USB-C | micro USB |
防水機能 | – | – |
ワイヤレス充電対応 | – | – |
本体サイズ | 157.8 x 108.6 x 8.0mm | 160 x 113 x 8.7mm |
重量 | 158g | 174g |
本体カラー | ブラック デニム | ブラック |
価格 | 10,980円(広告あり) 12,980円(広告なし) | 8,980円(広告あり) 10,980円(広告なし) |
Kindle端末の選び方について
Kindle端末の現行ラインナップは今回紹介したKindle・無印(第11世代)を含め4種類あります。
本記事では第11世代と第10世代の無印の比較を軸にメリット・デメリットをまとめてきましたが、「他のモデルと比較するとどうなの?」と思う方もいると思います。
下記の記事では、Kindle端末の現行ラインナップをすべてレビューした上で各モデルを比較しているので、気になった方は是非合わせてお読み下さい。
kindle端末4機種の比較&選び方まとめ!おすすめのキンドルがわかる【2022年】Kindle・無印(第11世代)レビューまとめ
2022年10月に発売されたKindle・無印(第11世代)をご紹介してきました。
前モデルから大幅な進化を遂げており、使いやすさがぐんとアップしたというのがさわってみた印象です。
防水性能がないのがネックではありますが、全てのモデルの中でもっともコンパクトなモデルなので、旅行に持っていく際のお供にも最適。
用途がはっきりしている方にはとてもおすすめできるデバイスなのではないかと思います。
- 300ppiで文字や画像をくっきり表示
- USB-C給電に対応
- 端末が小型&軽量化
- 容量が16GBに増えた
- 防水非対応
- 価格は第10世代からアップ