「EC」「家具・家電」「銀行」「旅行」の4カテゴリについて、アプリとWeb利用者の特徴を比較した。
Googleは、アプリとWebのサービス利用に関する調査を実施した。「EC」「家具・家電」「銀行」「旅行」の4カテゴリについて、行動データのログ分析・アンケート調査・インタビュー調査を行い、アプリとWeb利用者の特徴を比較分析している。
アプリ派? Web派? サービスの利用率や利用時間を比較
まず、アプリとWebの利用者を年代別に調べると、幅広い年代で「アプリとWebの併用」が浸透していることがわかった。20代においては「EC」「旅行」「銀行」の3カテゴリで「アプリのみ」の利用が多く、「Webのみ」の利用者は年代が上がるごとに多くなる傾向だった。
次に、アプリとWebの利用率の推移を見ると、上図のようになった。「旅行」ではWebがアプリの利用率を超えているものの、「EC」「家具・家電」ではほぼ同率、「銀行」ではアプリがWebを上回る結果となった。
1人あたりの利用時間の推移を見ると、いずれのカテゴリでもアプリがWebを上回っており、特に「EC」では大きな差がついた。
また、アクティブユーザーの利用頻度では、「旅行」を除いた3カテゴリで、アプリがWebよりも高頻度で利用されていることがわかった。
調査概要
<ログ分析>
- 【調査対象】全国の18歳〜69歳男女
- 【調査人数】集計内容によって変動
- 【調査時期】2020年1月〜2022年2月
<アンケート調査>
- 【調査対象】全国の18歳〜69歳男女
- 【調査人数】スクリーニング調査 N=43,544人/本調査 N=4,047人
- 【調査時期】スクリーニング調査 2022年4月19日~21日/本調査 2022年4月28日~5月2日
<インタビュー調査>
- 【調査対象】i-SSPにおけるEC、家具・家電、銀行、旅行サービスの4カテゴリに関して、2022年2月の利用率上位のアプリ利用者とWeb利用者各2名
<カテゴリごとの定義>
- EC、銀行:直近1ヶ月以内の該当サービスの利用者を対象
- 家具・家電、旅行:直近6ヶ月以内の該当サービスの利用者を対象
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オリジナル記事:「アプリとWeb」サービスの利用時間が長いのは? EC、銀行など4カテゴリで比較【Google調べ】
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