インターブランドジャパンは、日本発のブランドを対象としたブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2023」を発表した。独自のブランド価値評価手法である「Brand Valuation」を用いて、ブランドの持つ価値を金額換算しており、今年で15回目の実施となる。
「Best Japan Brands 2023」トップ100
ランキングによると、1位は「Toyota」で、15年連続の首位獲得となった。以下、2位は「Honda」、3位は「Sony」、4位は「Nissan」、5位は「Nintendo」と続き、自動車ブランドの活躍が目立つ結果となった。
ランクインした全100ブランドの対前年成⻑率の平均は+6.0%(昨年+8.6%)となり、ブランド価値の伸⻑ブランド数は80(昨年79)、ブランド価値総額は2,733 億ドル(前年比+7.7%)と、安定した成長を見せた。
特に前年比ブランド価値成⻑率が高かったのは、1位「Yakult(36位、前年比+28%)」、2位「WORKMAN(60位、前年比+24%)」、3位「Shimano(25位、前年比+23%)」だった。また、83位には「NRI」が初ランクイン、98位には「TOTO」が再ランクインした。
調査概要
- 日本発のブランドであること:日本の企業によって生み出されたコーポレートおよび事業ブランドであること
- 各種財務情報が公表されていること: 2019年10月30日時点で上場しており、アナリストによる業績予測が入手可能な企業であること
- 「Best Global Brands 2019」ランクインブランドは、2019年度のブランド価値を適用
- 日本で一般に認知されていること
- 財務分析:企業が生み出す利益の将来予測を行う
- ブランドの役割分析:利益のうちブランドの貢献分を抽出する
- ブランド強度分析:ブランドによる利益の将来の確実性を評価する
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オリジナル記事:日本発のブランドが対象の「Best Japan Brands 2023」トップ100。1位は15年連続で「Toyota」【インターブランド調べ】
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