CRM(顧客管理)ソリューション事業の米国Salesforceの日本法人、セールスフォース・ジャパンは、公共機関の許認可管理業務のデジタル化支援製品を日本で本格的に展開する、と3月2日発表した。製品名は「Salesforce Public Sector Solutions License & Permit Management, Inspection Management(PSS LPI)」。Salesforceが日本で提供する初の公共機関向け製品という。
行政サービスをデジタルで完結させる動きが日本の公共機関で進んでいることが背景。PSS LPIは、Salesforceの業種特化型クラウド「Salesforce Industry Cloud」の公共機関用。企業や住民など申請者は、単一のデジタル上のハブから許認可や検査の申請の提出、検索、状況確認が可能になる。公共機関職員は申請者のデータと申請状況を一元的に把握し、迅速に対応できる。
PSS LPIは公共機関に特化したデータモデル、アプリケーション部品・プロセスを備える。住民と職員のつながりを深める▽住民の許認可申請プロセスを便利に▽職員の生産性向上▽許認可基準を確認する行政検査の効率性向上▽法令順守の状況を追跡して実用的なフィードバックを提供▽デジタル行政サービスの実装期間・時間の短縮－－などの利点で住民と職員を支援する。
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オリジナル記事：セールスフォースが公共機関の許認可管理業務デジタル化「PSS LPI」を日本で本格展開
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