ヤフーは、提供する「Yahoo! MAP」(Android版)で、災害時や通信障害などの緊急時でもオフラインでハザードマップや自宅周辺などの地図を確認できる「防災モード」に、事前にダウンロードした地図が自動的に更新される機能の提供を始めた、と3月8日に発表した。利用者がダウンロードしたハザードマップなどの地図を自身で更新する必要がなくなり、Wi-Fi接続時に自動で更新されるので常に最新の状態で確認できる。
地図の範囲は自宅や職場を中心に南北約10km、東西約6km。防災モードのハザードマップでは、国土交通省や各自治体からのデータを元に「土砂災害の警戒区域」「洪水の浸水想定区域」「津波の浸水想定区域」「地盤のかたさ(ゆれやすさ)」の4つのハザード情報が通常の地図上に重なる形で表示される。災害や通信障害でインターネットが使用できないオフラインでも、ハザードマップや自宅や職場周辺の地図を確認できる。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から今年で28年、2011年3月11日に発生した東日本大震災からは12年がたつ。国土交通省が実施した「国土交通白書2021」の防災に関する国民意識調査で防災・減災の実現に重要と考えることの第1位が「ハザードマップや避難場所・経路の確認」だった。ハザードマップの確認が重要視されていることを踏まえてYahoo! MAPの機能拡充と改善を行い、ユーザーの利便性向上に努めていく。
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オリジナル記事:「Yahoo! MAP」Android版でオフラインでも確認できる「防災モード」の地図を自動更新
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