凸版印刷は、10月の持株会社体制への移行で商号を「TOPPANホールディングス」とし、事業を継承する事業会社を「TOPPAN」と「TOPPANデジタル」に決定した、と3月9日に発表した。新商号は凸版(トッパン)の名称を継承しつつ、グローバル企業として統一ブランドを世界で使用するため英字で「TOPPAN」と表記した。事業ポートフォリオ(構成)変革をさらに進めるため、既存の事業領域を規定した「印刷」を含めない商号にした。
まず4月にセキュア事業と、事務処理用帳票などビジネスフォーム印刷事業のトッパン・フォームズを統合した「TOPPANエッジ」を設立する。10月から持株会社のTOPPANホールディングスがグループ全体最適の視点で事業会社を一体的に運営し、傘下にTOPPANエッジと、凸版印刷の主要部門を母体にしたTOPPAN、グループ全体のDX(デジタル変革)事業の推進を牽引するTOPPANデジタルを設立する。
「Digital & Sustainable Transformation」をキーコンセプトにして、トッパングループのビジネスをデジタルを起点に変革し、事業を通じた社会的課題の解決と持続可能性を重視した経営を目指す。商号変更は6月開催予定の株主総会で定款の一部変更(商号・事業目的の変更)が承認可決され、持株会社体制への移行に向けたTOPPANへの吸収分割の効力が発生することなどを条件にしている。
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オリジナル記事:凸版印刷が10月に持株会社「TOPPANホールディングス」に、「印刷」を含めない商号
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