うるるが運営する電話取次サービス「fondesk」は、「ビジネスにおけるタイムパフォーマンス(タイパ)」に関する調査結果を発表した。全国のビジネスパーソン500人が回答している。
マルチタスクは本当にタイパを向上させてる?
まず「日々の仕事においてタイパ(タイムパフォーマンス)は重要ですか?」と聞くと、87.8%が「重要+どちらかというと重要」と回答。その理由については「早く仕事を終わらせたい(終業したい、帰りたい)から」66.7%が特に多く、以下「自分の趣味の時間を増やしたいから」41.2%、「業務量が多く時間が足りないから」18.5%が続い
「タイパ向上のために個人的に行っていることはあるか」を聞くと、全体の46.9%が「ある」と回答。「具体的に行っていること」では「複数のタスクを同時並行で行っている」48.5%、「スケジュールに予定を登録して埋めている」39.8%、「メッセージのやり取りは、メールではなくなるべくチャットツールやSNSを使用している」23.3%が上位だった。
ただ、ここまでタイパを向上させたい理由やその行動を聞いているが、実際には業務を増やし密度が上がっているだけで、もともと目的としている時短にはなっていないようだだ。
電話はタイパ最大の敵?!
なお、「オフィスにかかってくる電話はなるべく取らないようにしている」8.7%といった回答もあった。そこでこれらビジネスパーソン18人に対して「オフィスでの電話対応によって仕事が中断された経験があるか」を聞くと、100%が「中断されたことがある」と回答。1日の業務時間のうち電話対応に割いている時間は「平均38.7分」、最大では「180分」という回答が寄せられた。
さらに「オフィスにかかってくる電話の内容はどのくらいムダか」を18人に聞くと、「全部(10割)」11.1%といった回答を含め44.4%が、「半分以上がムダな電話だ」と回答した。
メールなどの伝達手段が普及し、エビデンスが残りにくい電話対応はすでに時代遅れのコミュニケーションであり、多くのビジネスパーソンが“ムダ”と考えているようだ。
調査概要
- 【調査対象】全国のビジネスパーソン
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年2月16日~19日
- 【サンプル数】500人
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オリジナル記事:仕事もタイパを重視してるのに……1日平均38.7分を○○に奪われている【うるる調べ】
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