デジタルマーケティング事業のオプトは、人工知能(AI)開発の米国OpenAIのチャットボット(自動応答システム)「ChatGPT」とオプトの効果予測AIを活用し、多数の広告テキストから厳選して効果的な広告クリエイティブを実現する「CRAIS for Text」を開発した、と3月20日に発表した。広告業界初の取り組みで(自社調べ)、通常の約4倍の数の広告テキストから効果的なものだけを入稿して広告効果の大幅な向上を目指す。
CRAIS for Textは、業界、企業名、訴求軸などの条件と他社事例、商品ページURLなどの情報をChatGPT用のテキストに変換する。ChatGPTで広告テキストを生成後、AIで効果を予測する。その後、業界理解の深いコンサルタントが選定して広告を入稿する。コンサルタントの知見を含めた生活者の趣味嗜好や他社の情報に基づいた広告テキストを生成でき、生活者の購買機会に沿った広告配信や広告クリエイティブの制作が可能になる。
従来もテキスト生成AIと効果予測AIを使ってきたが、業界や企業名、訴求軸などの条件と他社事例などの情報に基づいた広告テキストの生成ができず、広告効果の担保が困難だった。ChatGPTが活用する生成AIの基盤技術「大規模言語モデル」の「GPT-3.5」を使っており、精度がさらに向上した「GPT-4」のAPI(データ連携の仕組み)が提供され次第、導入する。画像や動画のクリエイティブ効果予測や自動生成のR&Dも進めていく。
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オリジナル記事:オプトが「ChatGPT」で効果的な広告クリエイティブを制作する「CRAIS for Text」開発
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