MMD研究所は「日米仏3ヶ国比較:都市部消費者の食の意識・動向調査」を実施した。日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、フランス(パリ)に住む20歳~49歳の男女を対象に、フードデリバリーサービスの利用頻度や注文方法などについて聞いている。
フードデリバリー、米・仏では過半数が「月1回以上利用」
まず、フードデリバリーサービスの利用頻度について調べると、月1回以上利用している人の割合は日本が23.5%、アメリカが58.4%、フランスが54.2%となった。
「Uber Eats」は各国で人気、日は「出前館」米は「DoorDash」も
フードデリバリーサービスの注文方法としては、3カ国ともに「フード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイト」が最も多かった。また、日本はアメリカ・フランスと比べ、「店舗に電話」「店舗で直接注文」の割合が低い傾向だった。
直近1年間で利用したフード注文・配達プラットフォームのアプリ・サイトを聞いたところ、日本では「Uber Eats」「出前館」に人気が集中した。
アメリカでは「DoorDash」「Uber Eats」が約7割となり、ついで「GrubHub」と続いた。
フランスでは「Uber Eats」の利用が9割近くを占め、以下「Deliveroo」「Just Eat」と続いた。
マックやスタバのモバイルオーダー、日本は6割弱が「利用経験なし」
フードデリバリーサービスを利用したシーンを聞くと、いずれの国でも「料理をするのが面倒なとき」「仕事や家事などで料理する時間が取りづらいとき」が上位となった。日本では「自分では作れない料理が食べたいとき」が2位、「割引などキャンペーンがあるとき」が3位に入った。
また、マクドナルドやスターバックスなどのモバイルオーダーの利用経験について聞くと、アメリカ・フランスでは「利用したことがある」が比較的多かった一方で、日本では「利用したことがない」が6割近くを占めていた。
調査概要
- 【調査期間】2023年2月15日~2月20日
- 【有効回答数】日本430人、アメリカ406人、フランス406人 ※人口構成比に合わせて回収
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】日本(東京)、アメリカ(ニューヨーク)、フランス(パリ)に住む20歳~49歳の男女
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オリジナル記事:フードデリバリーを「月1回以上」利用する人の割合は? 各国で人気の出前アプリも【MMD研究所調べ】
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