仕事への「エンゲージメント」、20代社員が最も低調で年齢があがるほど上昇する傾向。
ヒューマネージは、企業社員の「エンゲージメント」に関する調査結果を発表した。同社のエンゲージメント・サーベイ『Qraft』(クラフト)を受検した68,659名のデータを分析した内容となっている。
「エンゲージメント」とは、社員が仕事にのめり込み、やりがいを感じている状態。社員のエンゲージメントが高いと、企業業績や社員の定着にプラス効果があるとされている。また金融庁により2023年3月期決算から、上場企業などを対象に人的資本の情報開示が義務化されるが、「エンゲージメント」は開示が望ましい情報に当たるという。
20代・30代の若い層は「興味・関心」「意義」は感じているが仕事に「楽しみ」は感じていない
それによると、20代社員のエンゲージメントがもっとも低く(3.27)、年代が上がるほどエンゲージメントが高いことが判明した。
またエンゲージメントは「(1)楽しみながら仕事に取り組んでいる」「(2)興味・関心をもちながら仕事に取り組んでいる」「(3)自分の仕事に意義を感じている」という3つの状態で構成される。各項目を年代別で見ると、20代・30代において「(1)楽しみ」の得点が特に低かった。「興味・関心」や「意義」は感じているが、楽しんでいないと考えられる。
調査概要
- 【調査対象】エンゲージメント・サーベイ『Qraft』の受検者
- 【調査時期】2021年12月~2022年11月
- 【対象者数】68,659名
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オリジナル記事:20代・30代は、仕事に「興味・関心」「意義」は感じても「楽しみ」は感じない【ヒューマネージ調べ】
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