ナイルは、「写真加工アプリの利用状況」に関する調査結果を発表した。10~60代の男女2,051人が回答している。
10~20代の約3割が、週に1回以上は写真を加工
まず2,051人に「写真加工を行う頻度」を聞くと、「週に1回以上」とした人は10~20代では約3割。50~60代では約1割にとどまり、「ない」と回答した割合も約5割と多い。
「写真を編集・加工する目的」については、「SNSに投稿するため」が多くの世代で1位だった。特に10代は38.7%と最多で、これは60代(7.1%)の5倍以上となっている。50~60代では「自分で鑑賞するため」が1位だった。
「加工する被写体」は、10~30代は「自撮り」「人物(自分を含む)」、50~60代は「風景や動物・植物」が多かった。「食べ物」については、世代間で大きな差は見られなかった。
写真加工を月に1回以上すると回答したユーザーに「メインで利用している写真加工アプリ」を聞くと、全世代で『SNOW(スノー)』が最多。60代ではプリインストールされている「スマホ標準アプリ」が上位だった。
10~20代女性の約7割「無加工写真に抵抗があり」
「無加工の写真を人に見られることについて、抵抗感があるか」を聞くと、性年代別で顕著な差が現れた。まず10~20代女性では7割以上が「抵抗感がある」と回答し、10代女性では「とてもある」33.9%を占めた。これについて60代女性は「とてもある」6.8%で4分の1ほどにとどまっている。
10~20代はSNS投稿を目的とし、50~60代は観賞を主にするなど、利用目的で加工のありなしがわかれている現状が推察される。
調査概要
- 【調査対象】全国の10~60代の男女
- 【調査方法】インターネット調査(調査機関:ジャストシステム)
- 【調査時期】2023年2月24日~28日(うち月1回以上加工する人:2023年2月28日~3月3日)
- 【有効回答数】2,051人(うち月1回以上加工する人:650人)
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オリジナル記事:加工した自分こそ本物? 10~20代女性の約7割「無加工写真に抵抗ある」【ナイル調べ】
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