家族介護は「気心知れている」、介護サービスは「家族の負担を減らせる」とそれぞれの良さ。
日本リサーチセンター(NRC)は、「将来の介護に関する調査」を実施した。配偶者の介護を誰に頼みたいかについて、40歳~64歳の男女1,611人に聞いている。
配偶者の介護は「介護サービスに頼みたい」が4割強
調査によると、配偶者の介護を頼みたいと思う先は「ヘルパーなど介護サービスの人」が42.0%と最も高く、「自分が介護をしたい」は31.3%、「子」は7.1%となった。
男女別でみると、男性は「自分が介護をしたい」が最も高い一方で、女性は「ヘルパーなど介護サービスの人」が最多だった。また年代別では、年代が低いほど「特にない」の割合が高い傾向だった。
家族は「気心知れている」介護サービスは「肉体的負担を減らせる」
「家族」に配偶者の介護を頼みたい理由としては、「家族だと気心が知れているため」が58.4%で最も多かった。また、男性においては「家族の者だけで十分な介護ができると思うため」が女性よりも10ポイント以上高かった。
「ヘルパーなど介護サービスの人」に配偶者の介護を頼みたい理由としては、「家族・自身の肉体的負担を減らすため」が65.2%と最も高く、以下「家族・自身の精神的負担を減らすため」「ヘルパーなどの対応やスキルに安心感があるため」と続いた。
調査概要
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】当社アンケートモニターのサイバーパネル会員(全国の男女40〜64歳)
- 【有効回収数】1,611人
- 【調査期間】2023年2月17日~2月24日
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オリジナル記事:配偶者の介護、「自分で」よりは「介護サービスに頼む」が優勢。男性は在宅介護に前向き?【NRC調べ】
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