ヤフーは、ディスプレイ広告(運用型)で、複数の画像素材を入稿できる「レスポンシブディスプレイ広告」の提供を始めた、と10月24日に明らかにした。今後、レスポンシブ広告の入稿タイプで、「固定」を選択した場合は「レスポンシブ広告」、「アセット(複数素材)」を選択した場合は「レスポンシブディスプレイ広告」の名称となる。
レスポンシブ広告は、テキストや画像、動画、「もっと見る」などのボタンで構成され、デバイスや広告掲載面に合わせてさまざまな形式の広告を掲載できる。さらにレスポンシブディスプレイ広告では、複数入稿した画像や説明文から効果の良い素材をシステムで自動的に選んで配信するので、入稿作業・運用工数の削減と効果の最大化が期待できる。
エンターテインメント企業が広告グループ内の構成をレスポンシブディスプレイ広告にまとめて配信した実績では、レスポンシグ広告と比べて改善が見られた。「サービス会員登録」をコンバージョン(最終成果)とすると、レスポンシブディスプレイ広告ではコンバージョン率(CVR)は13%増え、コンバージョン単価(CPA)は6%改善した。
広告数の制限や遷移先ページの出し分けが不要な場合は、自動で最適なアセット(画像・タイトル・説明文)が選択されて配信されるレスポンシブディスプレイ広告を推奨する。一方で、訴求内容ごとに広告を作成したい場合は従来からある「固定」を選択して配信するレスポンシブ広告を推奨する。配信する目的に応じた入稿タイプが求められる。
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オリジナル記事:ヤフーが「Yahoo!広告」で複数画像を入稿できる「レスポンシブディスプレイ広告」開始
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