デジタルマーケティングサービス事業のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、米国オープンAIが開発した「ChatGPT」をはじめとした生成AI(人工知能)技術を使ったデジタルマーケティング支援ソリューションを開発し、検証を目的にした社内運用を始めた、と6月1日発表した。今後、このソリューションを生かした広告運用サービスを検討する。
マーケティングのさまざまな領域で生成AIの活用が期待される半面、企業内で利用する際には、プロンプト(AIへの指示文)に含まれる機密情報の取り扱いへの懸念や、プロンプトのテンプレートを共有する仕組み作り、専門知識への対応などの課題がある。DACはこれらの問題解決に向け、デジタルマーケティングの独自知識が生かせるAIソリューションを開発した。
このAIソリューションは、ChatGPTに搭載の大規模言語モデル「GPT-3.5」と最新版「GPT-4」に対応。「Facebook」「Google」「LINE」「Twitter」などでのDAC独自の広告運用の知見を生かした。プロンプトの履歴管理、プロンプトテンプレートの社内共有と評価、個人情報や機密情報の検知と外部送信中止の各機能がある。ChatGPT以外の生成AIへの対応も予定する。
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オリジナル記事:DACが生成AI技術を活用したデジタルマーケティング支援ソリューションを開発
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