クロス・マーケティングは、「生成AIに関する調査(2023年)」を実施した。生成AI認知者の男女1,345人に対し、利用実態や勤務先での導入状況、使い方などを聞いている。
生成AIの用途は「検索エンジン代わり」「趣味や楽しみ」
まず、勤務先での生成AI導入状況を聞くと、「会社での導入なし、個人的にも使用していない」が42%と最も多く、「会社全体で導入している」「部署間では利用している」は合計で29%、「個人的にのみ使用」は28%となった。
また、生成AIの使い方としては、「検索エンジンの代わり」「純粋な趣味や楽しみ」「文章・コード・デザインを考えてもらう」「アイデアや企画を考えるための話し相手」などが上位となった。
66%が「生成AIは仕事に影響する」、40%が「将来に不安」
続いて生成AIに対するイメージを聞くと、「事実と偽情報が入り混じっている」「まだ精度が低いもの」が上位2つとなり、正確性が懸念されていることがうかがえた。
「生成AIは自分の仕事に影響するか」という質問では、合計で66%の人が「影響がある」と回答した。また、生成AIによる「将来への不安」を感じている人は40%となった。
仕事での生成AIの利用意向を聞くと、「使いたい」は計54%となった。また非利用意向者に対し、どのようになれば生成AIを使いたいと思うかを聞くと、「使い方をきちんと監視・監査できる仕組みが整ったら」「事実と偽情報を峻別できるようになったら」「データプライバシー・情報漏えいに関する規制ができたら」が同率でトップだった。
調査概要
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【調査対象】全国47都道府県の20~69歳の男女、スクリーニング調査:フルタイム有職者、本調査:ホワイトカラー・生成AI認知者
- 【調査期間】2023年5月12日(金)~15日(月)
- 【有効回答数】スクリーニング調査:7,532サンプル、本調査:1,345サンプル
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オリジナル記事:話題の生成AI、何に使ってる? 「検索エンジン代わり」「趣味として楽しむ」が上位【クロス・マーケティング調べ】
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