インプレスは、動画配信サービスの利用状況に関する調査を実施した。
有料動画配信サービスの利用率、31.7%に伸長
調査によると、有料動画配信サービスの利用率(3カ月以内)は31.7%となり、前回調査から2.8ポイント増加していた。
普段よく視聴する映像・動画のうち最も好きなものを聞くと、1位は前回調査と同じく「リアルタイムのTV番組」。2位にはYouTubeなどの「動画共有サービス」がランクインし、3位の「録画したTV番組」を追い抜く形となった。
性年代別でみると、10~30代の若年層において「動画共有サービス」の人気が突出していた。また、10~20代では男女ともに「リアルタイムのTV番組」の比率が10%程度と低いのも目立った。
有料動画を視聴するデバイス、PCよりも「テレビ」に?
各動画配信サービスの認知度をみると、1位は「Amazonプライム・ビデオ」、2位は「Netflix」、3位は「Hulu」。伸び率としては「ABEMA/ABEMAプレミアム」が圧倒的で、15.6ポイントの増加が見られた。サッカー・ワールドカップの全試合無料配信の影響と考えられる。
また、利用している有料の動画配信サービスを聞くと、昨年に引き続き「Amazonプライム・ビデオ」が2位以下を大きく引き離してトップに。3位の「U-NEXT」、5位の「ディズニープラス」も微増していた。
有料動画配信サービス利用者に対し、視聴に利用するデバイスを聞いたところ、「テレビ」で視聴するユーザーが53.6%と昨年よりも4.8ポイント増加。「パソコン」での視聴は減少傾向となった。
調査概要
- 【調査対象】NTTコムリサーチの保有する消費者モニター
- 【有効回答数】20,469名
- 【調査手法】ウェブアンケート
- 【調査期間】2023年5月2日~8日
- 【調査対象】有料動画配信サービス利用者/無料動画配信サービスをよく視聴する利用者/動画共有サービスをよく視聴する利用者(重複あり)
- 【有効回答数】1,895名
- 【調査手法】ウェブアンケート
- 【調査期間】2023年5月8日~12日
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オリジナル記事:アマプラも大画面で見たい? 有料の動画配信サービス、「テレビで視聴」が過半数に【インプレス調べ】
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