近鉄グループで流通事業の近鉄リテーリングと、コンビニエンスストア大手のファミリーマートは、近鉄奈良線で無人決済システムを導入した店舗「ファミリーマート近鉄布施駅4階奈良線ホーム/S店」(大阪府東大阪市)を11月10日にリニューアルオープンする、と10月28日に発表した。商品を手に取って出口でディスプレイの表示内容を確認し、支払うだけで買い物が完了する。無人決済システムの実用店舗として関西初出店となる。
天井カメラなどの情報から入店客と手に取った商品をリアルタイムに認識。出口付近に設置した決済端末のディスプレイに購入商品と合計金額が自動で表示され、「ファミペイ」を含むスマートフォンのバーコード決済や交通系電子マネー、クレジット、現金で支払う。システムは無人決済など省人化システムを手がけるTOUCH TO GOが開発した。同社はJR東日本スタートアップと、金融・公共システム開発のサインポストの合弁会社。
店舗面積は約23平方メートルで、取扱品目は約700種類。営業時間は6時から22時。導入する無人決済システムで次世代の買い物体験を可能にした。通常の有人レジ店舗に比べ、時間節約ニーズの高い朝や、移動の合間など短時間で手軽に買い物ができるようになる。鉄道を利用する顧客のニーズに対応した利便性の向上が期待できる。省力化・省人化が可能なので、店舗のオペレーションコストを低減して人材不足の解消を目指す。
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オリジナル記事:近鉄リテーリングとファミリーマートが無人決済店舗を関西初出店、TOUCH TO GOが開発
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