7月から順次提供、OSも拡大、パスワードレス認証推進の「FIDOアライアンス」に加盟
短編動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」を運営する中国ByteDance(字節跳動)の日本法人、バイトダンスは、米国Appleの「iOS」デバイス向けに「パスキー」を導入する、と7月18日に発表した。TikTokアカウントにApple開発の顔認証「Face ID」や指紋認証「Touch ID」などの生体認証でより速く簡単で安全にサインインできる。
7月からアジア、アフリカ、オーストラリア、南米など特定の地域でiOS向けのパスキーの提供を始め、順次、地域やOSを拡大する。パスキーはデバイスで利用可能な暗号化された生体認証でパスワードに代わる機能。生体認証データはデバイスに保存され、TikTokを含めてサードパーティアプリはデータにアクセスできず、収集、保存、共有もできない。
パスキー導入の一環として、パスワードレス認証の仕組みを検討・推進する「FIDO(ファイド)アライアンス」への加盟も発表した。FIDOアライアンスは、紛失や盗難の可能性がある従来のパスワードへの依存を減らすための認証標準を開発・推進する業界団体で2013年2月に発足。数百のグローバル・テック・リーダーが参加している。
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オリジナル記事:TikTokが「iOS」デバイスでパスキー導入、アカウントへのログインがより速く安全に
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