エビリーは、「2023年上半期に開設されたYouTubeチャンネル」「2023年上半期に視聴回数を伸ばした動画」に関する調査結果を発表した。2023年1月1日~6月20日の期間を対象に、同社のYouTubeデータ分析ツール『kamui tracker』(カムイトラッカー)による分析を行っている。
「ノンバーバルコンテンツ」や「教育系コンテンツ」が人気
2023年上半期の全体的な傾向としては、ショート動画の視聴回数が伸び続けており、なかでも言葉・会話に頼らない「ノンバーバル(非言語系)」のエンタメコンテンツが人気だった。また教育系のYouTubeチャンネルで登録者数の伸びが見られたという。
「トレンドキーワード」としては、各カテゴリ上位100件から「NEW」のキーワードを選出。2022年下半期(2022年7月1日~12月31日)の投稿本数と比較した上昇率、実際の投稿本数、動画コンテンツ内容などから総合的に判断し、その結果以下5つがトレンドキーワードとして選出された。
- 推しの子
- みそきん
- ティアキン
- 新しい学校のリーダーズ
- ツヤ肌
視聴回数上位(30位まで)のショート動画に対してテキストマイニングを行うと、海外を意識した英語表記のタイトルが多い。また「Sagawa/さがわ」「ISSEI/いっせい」「Junya.じゅんや」のようなエンタメ・コメディ系人気YouTuberの名前、ノンバーバルで楽しめる動画に多い「funny video」が目立った。内容では圧倒的にノンバーバル×コメディ系、グルメ系の動画が人気だったという。
そして『kamui tracker』のチャンネル検索機能を用い、2023年1月1日以降開設された国内の約1,500チャンネルから「2023年上半期のトレンドYouTuber」を選択。1位には「ドレッド山田」がランクインした。そのほか、「日経テレ東大学」を立ち上げた高橋弘樹氏による「ReHacQ−リハック−【公式】」、VTuber「緋八マナ / Hibachi Mana【にじさんじ】」などの名前があがっている。
「ドレッド山田」はWebマーケティング支援会社の会社員としても活躍するYouTuber。2023年1月にYouTubeチャンネルを開設し、「ASMR×ノンバーバル」のコンテンツを中心に半年で200万人を超える登録者を獲得している。
調査概要
- トレンドキーワード調査:「トレンドキーワード機能」各カテゴリ上位100件から「NEW」のキーワードを選出
- ショート動画調査:「動画検索機能」でキーワード「shorts」/動画の尺00:01:00以下のものから上位30位までを抽出
- 登録者数・視聴回数調査:2023年に開設された、国内の登録者数1,000名以上のYouTubeチャンネル
- 【調査方法】kamui trackerの機能を使い抽出・分析
- 【調査時期】2023年1月1日~6月20日
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オリジナル記事:YouTube最新トレンド、2023年下半期要注目のYouTuber1位は「ドレッド山田」!?【エビリー調べ】
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