LINEが運営するLINEリサーチは、「コーヒーチェーン店」に関する調査結果を発表した。日本全国の15歳~64歳の男女5,254人が回答している。
コーヒーチェーン店に行く人は72.9%、人気ダントツトップはスタバ
まず「コーヒーチェーン店に行くかどうか」を聞いた(紅茶をメインにしているチェーン店は除く)。その結果「コーヒーチェーン店には行かない」という人の割合は27.1%だった。
そのうえで、行くという人に一番好きなコーヒーチェーン店を聞いた結果、全国1位は「スターバックスコーヒー」30.8%、以下2位「珈琲所 コメダ珈琲店」14.0%、3位「ドトールコーヒーショップ」7.4%、4位「タリーズコーヒー」、5位「星乃珈琲店」3.3%が上位にランクインした。
全国8地域(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄)でランキングを見ると、「スターバックスコーヒー」は、全8エリアで1位だった。東北は「コーヒーチェーン店には行かない」が34.7%と他地域より高い傾向を見せた。
2位の「珈琲所 コメダ珈琲店」は本社が愛知県ということもあって、中部での人気が高い。また関東以西のすべてのエリアで2位にランクインしている。3位の「ドトールコーヒーショップ」は東北、関東で人気だ。また北海道では「宮越屋珈琲」、中国、九州・沖縄で「タリーズコーヒー」、四国で「サンマルクカフェ」が高めの数値を示した。
なお男女年代別では、「スターバックスコーヒー」は女性20代・30代、「珈琲所 コメダ珈琲店」は男性10代・20代と女性60代が高めだったという。
上位トップ3のスターバックスコーヒー、珈琲所 コメダ珈琲店、ドトールコーヒーショップそれぞれに「好きな理由」を聞くと、3店すべて1位の理由が異なった。
スターバックスコーヒー(スタバ)では「季節限定・新作メニューやフェアが充実している」41.5%が最多。以下「コーヒーがおいしい」、「お店の雰囲気や内装がいいから」が続く。
珈琲所 コメダ珈琲店(コメダ)では「居心地がいい」39.2%と「フード(サンドイッチやパスタなど)がおいしい」38.3%がほぼ同率で1位・2位に。それに「モーニングメニューがある」32.2%が続いた。
そしてドトールコーヒーショップ(ドトール)は、「立地がいい」31.8%、「値段が安い」28.7%、「コーヒーがおいしい」28.5%と、利便性やコスパの良さで評価されていた。
調査概要
- 【調査対象】日本全国の15歳~64歳の男女
- 【調査時期】2023年6月7日~6月8日
- 【調査方法】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
- 【有効回収数】5,254サンプル
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オリジナル記事:コーヒーチェーン店3強「スタバ・コメダ・ドトール」、好かれる理由はすべて異なっていた!【LINE調べ】
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